猫が添い寝する理由は、猫の順位付けに関係有り!?猫の「お母さん」になろう!

猫が仰向けで寝ている写真

どうも、愛猫家のRYORYO(りょうりょう)です!

我が家の猫は毎日俺が寝る時に『添い寝』をしてくれます。

まるで恋人かのように見つめ合って寝ます(笑)

それってやっぱり猫と信頼関係を築いているからこそなんですが、猫が添い寝する一番の理由は「お母さん」で有る事!

えっ、どういう事?って思われるでしょう。

猫の「お母さん」になる事が重要な理由を解説していきます。

我が家の愛猫:ミルクの添い寝動画はコチラ↓↓↓(良かったら見てね)

猫が添い寝する理由!

仔猫を毛繕いする母猫の写真

添い寝してくれる猫と、添い寝してくれない猫の違いは?

ここでは猫が添い寝してくれる理由を解説します。

①「お母さん」と認識する

よく犬は共に生活する上で順位を付けると聞きます。

例えば飼い主を1番・自分(犬)を2番・飼い主の配偶者を3番・飼い主の子供を4番とすれば、自分より上の飼い主の指示には従い、自分より下の配偶者・子供は守ってあげようとします。

では猫はどうでしょう?

猫は犬とは異なり順位付けはしません。

その変わりたった1人もしくは1匹を「お母さん」と思い、その他の人・猫・動物については兄弟だと認識するらしいです。

その為、たった1人「お母さん」と認識された人にめっちゃ甘えます。

そのたった1人の「お母さん」以外の人や他の動物においては兄弟感覚なので、遊び相手だったり、守ってあげたいと思う相手となります。

ちなみにこの「お母さん」については、男性でも「お母さん」と認識されますのでご安心を!

この「お母さん」の役割はとても重要で、猫はすごく「お母さん」に甘えます。

猫のフミフミは元々、授乳時に絞り出す為フミフミすると言われている事から、母親の温もりを感じた時にフミフミします。

そしてその「お母さん」と寝る時も寄り添って寝たいと思うのです。

だから、アナタを「お母さん」だと思い隣でスヤスヤ眠るんです。

もう飼い主とペットという域を超え、「母子関係」を築き上げた証拠でしょう。

②「兄弟」と認識する

上記で述べたように、お母さん以外の人・動物については「兄弟」と認識します。

もしアナタが「お母さん」と認識されず「兄弟」と認識された場合でも、添い寝のチャンスは有ります。

猫は元々単独行動をする生き物ですが、兄弟思いの猫もいます。

そんな兄弟思いの猫ならば「守ってあげないと」という思いが強く、例えば泣いている人を見たら顔をペロペロしてくれたり、赤ちゃんの面倒を見てくれたりする猫もいます。

我が家の猫も毎日俺とラブラブ状態で寝ますが、子供や彼女が俺より先に寝る場合は、寝室についていって添い寝します。

で、寝入った頃を見計らって俺の所に戻ってきます。

そういった「寝るまで見張る」行為をしてくれるのです。(たまに一緒に爆睡してますが…)

なのでアナタが「お母さん」と認識されていなくても、兄弟と一緒に寝る事も有りますので、後は信頼関係を築く事ですね。

③信頼関係

猫が顔に近い場所で眠る程、信頼されているとよく言われます。

逆に足元の布団の上で寝る猫は警戒しているとも言われていますが、単に足元が安心して眠れるお気に入りの場所である猫もいますので、そこまで気にする必要はないでしょう。

本当に警戒しているのであれば、猫は自分が安心して寝られる場所を3ヵ所程持つとも言われていますので、他のところで寝るでしょう。

実際に俺も猫と一緒に寝ていますが、気が付くと自分のお気に入りの場所で寝ている事も有ります。

俺が目を覚ました事に気付くとまた俺のところに来て一緒に寝るを繰り返します。

ゆっくりと寝たい気持ちは猫も同じです(笑)

④体温調節

特に冬場は室温も下がる為、布団の中に潜り込んで寝る猫も多いです。

これは布団の中の温かさと、飼い主の温かさで自分の体温調節をしているからです。

猫の祖先は砂漠で暮らしていたとの事ですから、寒さにはめっぽう弱いんですね。

猫が布団に入れて欲しい合図をしてきたら、布団の中に入れてあげましょう。

寄り添って寝てくれますよ。

⑤縄張り・習慣

もともと飼い主が寝る場所が猫の縄張りの中であった場合や、すっかりそこで寝る事が習慣になってしまった猫も、飼い主に添い寝してくれます。

縄張りについては、飼い主と猫の間に割って入ろうとする者がいないかなどを見張っているとも言われます。

習慣については、もうそこで寝る事が定着しているんですね。

多分我が家もそうです、もう俺の腕枕で寝るのが習慣化してます。

どうすれば添い寝してくれるの?

子供に添い寝する猫の写真

やっぱり大好きな愛猫には添い寝して欲しいですよね。

もう飼い主さんの願望と言ってもいいくらい!

それでも猫は気まぐれ体質と警戒心が強い生き物ですから、簡単には添い寝してくれません。

先程の理由にも記載しましたが、やはり1番は猫との信頼関係です!

■猫信頼してくれる理由

・毎回ご飯をあげる
・猫トイレの掃除をする
・ブラッシングをする
・適度に猫と遊ぶ
・猫を撫でたり触ったりする
・猫の名前を呼んであげる
・猫が甘えて来た時は甘えさせる
・猫がそっぽを向いている時は構わない

■猫が信頼してくれない理由

・ご飯や猫トイレの掃除は家族任せ
・あまり猫と遊ばない
・あまり猫を撫でたりしない
・甘えてきた時に冷たくあしらう
・そっぽを向いている時に必要以上にかまう
・大声で話したり、大きな物音を立てる(ドアの開閉など)

この事から、やはり1番重要なのは「ご飯担当」です!

生きていく上で「食べる事」はとても重要です。

その食事を与えてくれる人には警戒心も自然と緩み、「この人はご飯をくれる人」だと信頼してくれるでしょう。

だからよく家族の中で「お母さん」が猫になつかれるんですね。

とにかく気まぐれな猫の性格を理解する事もとても大切です。

帰宅して可愛い猫にスリスリしたい気持ちは分かりますが、猫がかまってほしくない時にスリスリすると逆効果・・・。

逆に猫が甘えたくてスリスリした時に、アナタが忙しくて手でどかすような事が続けば、猫はアナタに信頼を寄せてくれなくなりますのでご注意を!

ただ信頼関係を築けたとしても、添い寝してくれるかは別ですね。

元々単独行動派の猫ですから、寝る時も1人で寝たいと思うかもしれません。

こうなったらもう誘導するしか他有りません。

猫が信頼してくれる理由に「猫の名前を呼んであげる」と記載しましたが、名前を呼んだ時に傍にきてくれるようになるとよりGOOD!

寝る時に名前を呼んで来てくれれば、撫でて安心させてあげればそのまま寝てくれる事も有ります。

または、自分から添い寝しましょう!

猫が添い寝してくれないのであれば、猫が寝ているところでアナタが添い寝するんです。

例えば猫ベッドで寝ているのであれば、猫ベッドを自分の寝床の傍におき一緒に寝るとか、猫が足元で寝るであれば、その寝ている隣に移動して寝るなど。

信頼関係が築ければ、後は猫が寝るタイミングに合わせて撫でて落ち着かせてあげれば自然と寝てくれるようになります。

これは以前付き合っていた保育士の彼女から聞いた事ですが、眉間をゆっくり何度か撫でていると赤ちゃんが眠るとか・・・。

俺はコレを猫によく使います。

猫の眉間辺りをゆっくりと何度も撫でて落ち着かせて眠りを誘います。

恐らく眉間を触る事で自然と目を閉じ、リラックスさせる効果があるのでしょう。

よければ一度試してみてください!

猫と添い寝する際の注意点!

布団にくるまって寝る仔猫の写真

猫と添い寝する際に注意する事が有ります。

まず、寝返りをうって猫を踏みつけたりベッドから落とさない事ですね。

猫の寝るスペースも十分に確保する事が必要です。

猫とアナタがキツキツ状態で寝ると、どちらの良い睡眠を得られませんからまずはそこから見直しましょう。

先日放送された(2020年11月18日)『今夜くらべてみました』の「猫なしでは生きられない女」で、さっしー(指原莉乃)さんが「猫の為にベッドを大きくしました」と仰っておられ、ゲストの藤あや子さんも「オーダーメイドを注文している」と仰ってました。

これ、猫を飼っている人あるあるですね。

その他には、猫の爪が伸びている状態ですと、布団に爪が引っかかってしまう場合が有りますので、爪を切ってあげる事や、爪が引っかかりにくい素材の布団にしてあげるも重要です。

最後にあげるのが、睡眠不足になる事!

猫が添い寝してくれるのはすごく嬉しいし、この上ない幸せです。

でも、猫がずっと朝までその場で寝ているとは限りません。

途中で餌や水を飲みに行ったり、トイレに行ったりすることも有ります。

なんせ夜行性なので夜に活動する猫も多いです。

その後また、アナタの隣に戻ってくる事もあり、その場合は何度も猫に起こされる事もあります。

ハイ!俺がまさしくそうです(笑)

いつもは左隣で寝てますが、しばらくすると右隣に入れてくれと顔を舐められます。

また右から左へ移動など、夜中に何度も繰り返すのでその度に目が覚めます。

ちょっとその点は難点ですが、それも踏まえ可愛いの許せますけどね。

猫の「お母さん」になろう!

猫の喉を撫でる写真

ここまで猫が添い寝してくれる理由、信頼関係の築き方、添い寝時の注意点を解説してきました。

とは言っても、今まで添い寝していなかった猫が、今日からすぐに添い寝してくれるなんてことはあり得ませんから、気長に添い寝してくれるまで待ちましょう。

そして猫の「お母さん」になろうと言いましたが、すでに家族の別の人が猫の「お母さん」になっている場合は、そのポジショニングが変わる事は有りませんから、兄弟として信頼関係を築くしかなさそうですね。

それでも添い寝チャンスはいくらでも有りますから、猫を大事にしてあげる事が大切です。

その為にはアナタ自身がよく猫の事を観察してあげてください。

猫が一緒に寝てくれる、それは最高の幸せです。

アナタも是非その幸せを味わってくださいね。

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