仕事がどうしてもイヤで飛びたくなった時に考える事!実体験を元に解説★

頭を抱えて悩む男性の写真 仕事

どうも、転職経験豊富なRYORYO(りょうりょう)です!

俺はこれまでバイトも含め21社で働いてきました。

その中でたった1社だけ、試用期間中に飛んだ事が有ります。

仕事を飛ぶ=無断欠勤してバックレる事。

どうしても、その仕事がイヤでイヤで起きた時に「もう行かない」ってなってしまいました。

あなたも今、仕事がイヤでイヤで飛びたくなっていますよね?

もう明日にでも仕事をバックレようかどうしようか、本当に悩んでいる事でしょう。

少しだけ冷静になってこのブログを読んでみてください。

それでも飛びたい時は、もう思い切って飛びましょう!

仕事を飛ぶ:社会人としてはNGですが、結構ある事です!

ダメな会社を表す写真

仕事を飛ぶ(バックレる)という事は、はっきり言って社会人としてはNGな行動です

どんな理由があってもやっぱりちゃんと『辞める』意志は伝えるべきです。

でも、意外と仕事を飛ぶ人って多いんですよね。

特に試用期間中やアルバイトは飛ぶ人が多いです。

正社員になると、社会保険なども関係もある為なかなか飛べない人もいます。

ですが使用期間中やアルバイトとなると、まだ社会保険に加入していなかったりと退職における手続きが不要な場合が多い為、飛びやすい環境だとも言えます。

俺は21社で働いてきましたが、一番飛ぶ率が多かったのは風俗関係(男女含む)です。

仕事が仕事だけにと思うかもしれませんが、やっぱりどこかで軽く考えている人が多かったですね。

俺はしっかり既定の2ヶ月前に辞める旨を伝え、引き留められながらも辞めました。

長年働いている女の子から「男性スタッフで、ちゃんと辞める人3人目」と言われたぐらいです。

俺はその内の1店舗の店長兼送迎ドライバーをしてましたが、その間にも多くの男性スタッフが入っては飛ぶの繰り返しでした。

その次に多いのが、パチンコ店でした。

もちろん普通の職種でも、飛ぶ人は飛びます。

仕事内容がイヤな人もいれば、職場の環境がイヤな人もいます。

働き始めの頃ってどうしても職場に溶け込めませんよね?

特に人見知りの人にとって転職は地獄です。

実際に入社して働いてみないと、仕事内容や職場の雰囲気は分かりませんから、やっぱりどこかで精神的にイヤになり、『辞める』事を伝えられずにそのまま飛ぶ人も結構いるんですよね。

仕事を飛ぶ:実際の体験談

頭を抱えて悩む男性の写真

俺が唯一仕事を飛んだ事があるのは、コンビニの配送業務でした。

まだ見習い期間だった為、男性社員の横乗りで業務を覚えていましたが、1ヶ月経たない内に飛んでしまいました。

仕事は朝早く暗い内から職場へ向かい、まず朝一の配送を行います。

それが終わると配送センターへ行き、荷物待ちをします。

荷物が出れば待機順から荷物を積み込みまた配送。

で、また配送したら戻って待機→配送の繰り返し。

これを日に3~5回繰り返し、19時くらいに事務所へ戻ります。

別にその男性社員の事がイヤだった訳ではなかったのですが、もう待機中がヒマでヒマで朝早いので眠いけど、商品の注文状況や配送状況を常にチェックしとかないと順番を抜かされるので寝て待つ事も出来ず、かといって何もする事もない!

それが日に何度もある。

なんかそれがとてつもなくイヤで耐えられなかったんです。

以前、4トントラックの運転手をしていた事が有りますが、中・長距離運送だったので夜中に出て朝には配達先に到着し、順番に荷物を降ろしそこから事務所に帰って翌日の積み込みをする。

寝る時間は毎日2~3時間だったのは全然耐えられたんですが、今回のコンビニ配送はどうしても無理だと思ってしまったのです。

飛んだその日、夜中に起きて会社へ行く準備はしました。

でも、イヤでイヤで「もう行きたくない」ってなって、当時付き合っていた彼女の枕元に座り「ゴメン、もう仕事に行きたくない」って泣いてしまいました。

彼女も急に俺がそんな事を言ったので、すごく焦ってましたが「それで本当にいいの?そこまであなたがイヤで行きたくなくてあなたがそうしたいのなら、私は何も言わないよ」って。

そのまま会社へ連絡せずに飛びました。

その後数日は会社から、いっぱい着信はありましたが全部無視しました。

仕事する事は好きなので、自分自身でも自分の行動にビックリです。

会社の人にもそんな素振りは見せてなかったので、きっとビックリしている事でしょう。

でも、あの時は本当に周りが気づかないくらい、俺自身は精神的に追い詰められていたので、飛んで気が楽になったのは正直なところです。

会社を飛ぶメリット・デメリット

俺も実際に会社を飛んだ事があるので、これはもう実際にした事がある人しか分からないと思いますが、メリット・デメリットもあるので紹介します。

俺は会社を飛んだ事で心は解放されましたが、やっぱりどこかでちょっと罪悪感も有りましたので、その辺りもお話します。

メリット

大空に両手を広げ解放感を表す女性の写真

社会人として会社を飛ぶことは非常識な事なので、メリットなんてあるの?と思われるかもしれませんが、飛んだ本人にはメリットとなる事も有ります。

①精神的な解放感

もう一番はコレ!

イヤでイヤでたまらない仕事へ行かなくてもいいって、すごく開放された気分になります。

今まで精神的に悩んでいた事をもう考えなくてもいいって事で、すごく楽になりました。

②健康状態の改善

やっぱり精神的に悩んでいると、夜寝付けなかったり、食欲が無かったりします。

俺の場合は、勤務上睡眠時間が少なかったので、飛んだ日から十分な睡眠を取る事が出来ました。

精神が解放される事で、健康状態も改善されるのは良い事ですよね。

③自分を見つめ直せる

今までどんな仕事だって、それがイヤな仕事や職場でも辞める時はちゃんと『辞める』事を伝えていましたが、その時の自分にはそれすらできなかったのですが、その時「あぁ、俺こんなに弱い人間だったんや」って思いました。

今思い返しても彼女に泣いて『仕事行きたくない』って言ったのは、恥ずかしい事ですが…。

自分がどんな事に打たれ弱いのか、どういう仕事が向いているのか、向いていないのか、自分がどうしたいのか、など自分自身を見つめ直す事が出来ました。

デメリット

頭を抱えて悩む女性の写真

はっきり言いますが、会社を飛ぶと精神的な解放感と共にデメリットな部分も多いです。

特に俺みたいに気の弱いタイプはデメリットが大きくなる可能性も有ります。

①会社からの連絡に怯える

会社を飛ぶという事は会社へ連絡せずに無断欠勤する事ですから、会社からしばらくはずっと連絡が来ます。

もう携帯が鳴る度に、ビクビクしてしまいます。

会社によっては自宅まで様子を見に来るところもありますので、いつ自宅のチャイムが鳴るかもビクビクしてました。

でも数日で連絡が来なくなったので、連絡に怯えるのは数日だけでした。

②外で会社の人と会わないか怯える

飛んだ翌日から外出するのが怖くなりました。

だってどこかで会社の人と会ったら気まずいですよね。

どんな顔して会えばいいのか分からないし、もし会った時になんと言えばいいのかも分かりません。

だから外出時は本当に周りをキョロキョロしていましたし、出会ったらどうしようとビクビクしてましたが、思った以上に遭遇率は低いです。

③給料が貰えない

会社を飛んだら給料が貰えないのではと心配する人も多いでしょうが、基本的に会社としては働いた分の給料は支払う義務が有ります。

ただ、会社によってはその給料から数日分の無断欠勤分を差し引かれ、結局給料なしになるところも有ります。

俺の場合、当時はまだ給料が手渡しの会社だったので、会社へ取りに行けば支給されたでしょうが、なんせ飛んでいるのでノコノコ給料を貰いに行く勇気は有りませんでした。

だから、仕方有りませんが数日働いた給料は貰えませんでした。

④会社に置いている私物・会社から借りている備品をどうするか悩む

会社によっては飛んだ人の私物をまとめて、自宅へ送ってくれる会社も有りますが、そのまま処分される事も有ります。

もし計画的に飛ぶ事を考えているのであれば、大事な物は持って帰っておきましょう。

突発的に飛ぶ場合は、もう戻ってこなくてもいいという覚悟でいましょう。

会社から制服などを借りている場合、返却するのが当たり前ですが、やっぱり飛んだ手前それも難しく思ってしまいますよね。

俺も実は会社から作業服の上着を借りていました。

これ返却するかすごく悩みました。

小包で会社宛てに返却しようとも思いましたが、その時に何か謝罪の手紙を入れた方がいいのかなぁなど悩んでいる内に月日が経ち、結局返却しませんでした(本当にすみません。)

⑤罪悪感でいっぱいになる

精神的に開放されましたが、同時に罪悪感もいっぱいになります。

会社に対しても、それまでよくしてもらった人を裏切った事、人手が欲しくて募集したのにまた人手不足で困っているだろうなぁなど考えると、申し訳なくなります。

当時付き合っていた彼女に対しても、仕事をすぐに辞める人、イヤになったら逃げる人だと思われたらどうしようなど、本当に悩みます。

そして、逃げ出してしまった自分に対してもイヤになってしまいます。

会社を飛ぶ前にもう一度冷静に考える

キーボードに「仕事辞めます。」と書かれた写真

会社を飛ぶことのメリット・デメリットを紹介しましたが、デメリットの方が多いのは分かりましたか?

だから、会社がイヤでイヤで本当に飛ぶことを考えているあなた!

もう一度冷静になって考えてみてください。

・何がそんなにあなたを苦しめているのか?

・改善出来る事はないのか?

・『辞める』事を伝えられないのか?

・『辞める』事を伝えてからではダメなのか?(あと最低1ヶ月は働かないといけないかも)

・給料が貰えなくても大丈夫か?

・同じことを繰り返さないか?

会社がイヤでイヤでたまらない時、飛んでしまうのは精神的にはすごくラクです。

でも中には逃げ出す癖が付く人もいます。

次の職場でも上手く行かない場合も有ります。

それでも、やっぱり飛ぶことの方がラクですか?

もし、あなたがそれでも耐えられないのであれば、飛ぶ事もアリだと思います。

世間的には会社を飛ぶ事は社会人としてはNGです。

俺も今回公表しましたが、人にはなかなか言えない事です。

でもそれでも飛ぶことを選択する程あなたが切羽詰まった状態で、それであなたの精神が解放されるのであれば、誰にも止める権利は有りませんからあなたの意志で決断してください。

まとめ:仕事がどうしてもイヤで飛びたくなった時に考える事!

ベンチで悩む男性の写真

入社する時って「よし、頑張ろう!」って思いますよね。

でもいざ働いてみると、思い描いていた業務とは異なったり、職場に大嫌いな人や苦手な人が出来たり、とてつもなくブラック企業だったりする事はどうしても有ります。

中には辞めるに辞めさせてもらえなかったり、人手不足で辞めるって言い出せない状況だって有ります。

そんな時頭の中で「もう飛ぼうかな」って思いますよね。

だって人間ですもの、そう考えてもおかしくはありません。

俺も実際に会社を飛んだ後、何度も転職もしてますが一度も飛んだ事は有りません。

会社を飛ぶことが思った以上に自分にダメージを与えてしまったんですよね。

精神的な解放はあったものの、昔ながらの仕事人間なのでやっぱり後ろめたい気持ちがずっと残っています。

あなたがどうしても仕事を飛ぼうと思っているのであれば、一度冷静に考えてみてください。

それでも飛ぶ意志が揺るがない場合は、あなたの自己判断で飛ぶ選択をしてください。

ちゃんと辞めるにしても、飛ぶにしても、あなたにとって幸せな未来になる事を願っています。

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