【男の決断】地元を離れ彼女の地元に引っ越しをする覚悟!

引っ越しの段ボールの前に座るカップルの写真 恋愛

どうも、RYORYO(りょうりょう)です!

俺は先日まで17年間付き合っていた彼女がいました。

※俺が性同一性障害(FTM:女→男)で、性別変更していないので結婚はしていません。

元々、俺は滋賀県出身で彼女とは大阪で知り合いました。

大阪で1年程同棲してから彼女の地元の大分県に引っ越しをする事になり、大分県へ来て16年経ちます。

女性が彼氏や旦那さんの地元に引っ越しするケースは多いですが、男性が彼女の地元に引っ越しするケースの方が少ないですよね。

今、彼女(奥様)の地元に引っ越しするか迷っているあなた!

男として決断する時がきたのです。

俺の実体験を元に、地元を離れ彼女の地元に引っ越しする覚悟・引っ越し後の仕事・友達について解説します。

彼女の地元に引っ越しするかどうか悩む理由!

昔ながらなのか、男性についていく女性は多いですが、男性が女性についていく事は少ないですよね。

いろいろな理由はあると思いますが、別にどちらがどちらに付いて行ってもいいのではないでしょうか?

では、あなたがなぜ彼女の地元に引っ越しするのか悩む理由と、俺の体験談を元にその悩みを解決していきましょう。

①現在の仕事

退職届の写真

今の職場でバリバリ仕事をしていて、役職も就いているって場合はその仕事を辞める事にためらいますよね?

ずっと夢だった仕事に就いていたり大手企業に就職したりすれば、尚更仕事への未練が残ります。

彼女の事が好きな気持ちはあるけど、仕事を辞める事になかなか覚悟が決まらない…

そんな人は結構多いでしょう。

この場合は、少し遠距離恋愛をして様子を見てもいいでしょうが、そのままズルズルと遠距離が続き、結局破局する事も多いです。

もしあなたがバリバリ仕事が出来る人ならば、どこにいってもバリバリ仕事は出来ます。

転職経験豊富な俺がどの職種でも管理職クラスまで昇り詰める事が出来るのですから、あなただってその能力を発揮すれば大丈夫です!

今ここで仕事を辞める決断をするか、彼女と別れる決断をするかです!

②彼女の地元で仕事が見つかるか不安

履歴書の写真

彼女の地元が都会なら様々な職種の求人は有りますが、もし田舎だったら求人は限られている可能性が有ります。

今の会社と同じ職種・あなたがやりたい職種の求人があるとは限りません。

もしかすると、その職種の会社すらない可能性だってあります。

いざ引っ越したところで、仕事が見つかるのか不安になる事でしょう。

俺も実際引っ越ししてしばらくは全く仕事が決まりませんでした(性同一性障害の為)

それでも働き口を見つけないといけなかったので、別段やりたい職種でもなかったのですが、アルバイトで初めてパチンコ店で働きました。

あなたのやりたい職種で働くのは難しいかもしれませんが、探せば仕事はなんだってあります!

③友達について

友達とキャンプする写真

地元を離れれるという事は、全く知らない人達の中に飛び込むようなものです。

近くに家族もいないし、遊ぶ友達もいません。

職場の人はあくまでも職場だけの関係で、仕事帰りや休日に遊びに行く事もないって事もありますよね。

でも今の世の中便利になったので、リモートで繋がる事が出来ます。

もし何かあればリモート飲み会を開催したり、友達同士の飲み会にリモート参加したり出来るので、地元や友達が恋しくなった時はこれで解決できます。

ただ実際に会って遊びに行ったり、買い物に行ったりは出来ませんが…。

俺も実際引っ越してから友達が出来るのには時間が掛かりました。

前職の職場仲間とは仕事を辞めてからも、食事に行ったり宅飲みしたりしています。

もう職場抜きで『友達』と呼べる存在です。

環境が違えど地元の友達はそのまま友達だし、新しい友達も自然と出来る様になりますから心配しないで!

④実家の跡継ぎ

両親と話をするカップルの写真

もしあなたが長男だったら、実家を継ぐ立場になるでしょう。

その場合は地元を離れられない、実家を離れられないって悩みますよね。

俺は姉の2人姉弟です(元々女性なので姉妹ですね)

姉は嫁いで行ったので、俺が自然と跡継ぎです。

でも性同一性障害をカミングアウトしたので、子孫繁栄は出来ません。

親にもその旨を伝えた所「別に家を継いで欲しいとは思ってないから、あなたの好きにしていい」と言われた事が有ります。

でも、やっぱり両親が歳を取ったら面倒を見るのは自分しかいないので、その時は地元に帰るかコチラに両親を呼ぶ事も考えていました。

そもそも、地元で結婚しても両親とは別々に暮らす人も多いですよね?

両親が年老いた時に同居する事も考えるのでしょうから、そこまで『両親の面倒を見ないと』って頑なに考えなくてもいいのではないのでしょうか?

ただ、これはあなたと彼女だけの問題ではないので、家族ともよく話し合ってください。

⑤単に行きたくない

悩む男性の写真

俺は性同一性障害なので男女共に友達がいるのですが、なんだろうやっぱり男性の方が「地元を離れたくない」って人が多いんです。

コレなんかの統計とかないのかな?って思うくらい多分男性の方が県外での移住を拒みますね。

きっと女性の方がやっぱり度胸があるんだと思います(笑)

だから、いろいろ理由を付けて結局は『単に行きたくない』だけのような気がします。

愛する人が地元に戻りたいって言っているのであれば、男らしく「よし俺も行く!」って覚悟は出来ないのでしょうか?

家族・友達・仕事、思っている以上にどうにかなるんです!

あなたが今悩んでいるとしたら、それは『単に行きたくない』『自分の地元を離れたくない』ってだけではないでしょうか?

彼女の地元に引っ越し:俺の体験談

引っ越ししているカップルの写真

冒頭でも言ったように、俺は元々滋賀県出身です。

でも短大に通う為に群馬県に2年、叔母の仕事を手伝う為に愛知県に1年、大阪に5年と転々としていた為、移住する事自体は特に不安は有りませんでした。

彼女と知り合ったのも大阪です。

彼女はシングルマザーで当時4歳の子供と2人で暮らしていたのですが、付き合ってからすぐに同棲し、ちょうど付き合って1年半くらい経った頃に彼女から突然地元に帰りたいと言われました。

理由はちょうど子供が小学校に入学するので、そうなると彼女も俺も仕事をしているのでこれまでの保育園のように仕事が終わるまで子供を見てくれる人がいないから、親元に帰りたいとの事でした。

彼女の地元は九州の大分県。

関西と九州は結構遠いです…。

正直遠距離恋愛も考えましたが、短大生の頃に付き合っていた彼女と関東⇔関西の遠距離をしており、その時に本当に会いたいと思う気持ちが辛かったので、自分には遠距離は無理だと思いました。

当時の俺は、彼女と離れる事は考えられませんでした。

彼女から「あなたはどうする?」と聞かれた時に「それなら俺もついて行くよ」と即答。

はっきり言ってほとんど悩みませんでしたね。

引っ越し作業をするカップルの写真

俺がいろいろな地方を転々としているのもありましたが、当時28歳の俺にとってこの歳で遠距離恋愛は嫌だということ。

それから3月末に彼女の実家に引っ越しし居候させていただきました。(1年後彼女の実家のすぐ裏手にあるハイツへ引っ越ししました)

地方でも求人はいっぱいありましたが、俺は性同一性障害で今みたいに認知度も低かった時代ですので、なかなか仕事が決まらず彼女には苦労を掛けてしまいました(泣)

その後はパチンコ店→スロット専門店(店長代理)→派遣業(プロジェクトリーダー)→風俗業(店長)を経て、前職の会社で10年働きました。

16年の間にもいろいろありましたよ、そりゃ(笑)

でも仕事もそれなりにやってきて、友達もそれなりに出来ました。

残念ながら彼女と別れてしまいましたが、それでも大分県に来て良かったと思っています。

彼女の地元に引っ越し:彼女側の気持ち

ベンチに座って物思いにふける女性の写真

彼女に面と向かって俺が付いてきた事について聞いた事は有りませんが、きっと彼女にとっては負担だっただろうなと今は思います。

だって、遠い所まで連れて来てしまったと少なからずは思っているハズですから。

以前、一度彼女と別れた時に彼女のお母さんから「こっちで頼れる家族もいないから、何かあったらいつでもおいで」って言ってもらえたのはすごく嬉しかったです。

その時は仕事もあったしどうしてもこのまま彼女と終わりたくなくて、地元に帰る選択肢は有りませんでした。

でも何かある度に「地元に帰ったら?」と言われる事も有りましたし、自分自身でも「地元に帰ろうかな」と思う事も多々有りました。

彼女の地元に引っ越ししたのは自分の意志です。

全て覚悟の上で付いてきましたが、そこに『別れ』は計算していなかったですね(泣)

確かにココに来た理由は彼女の地元だから。

だから彼女と別れたらココにいる理由がない…、俺自身それに縛られていたのかもしれません。

彼女のせいでもないし、彼女を責める気は全く有りません。

これは全部自分で決めた事なのです。

まとめ:地元を離れ彼女の地元に引っ越しをする覚悟!

別府市の湯けむりが立ち上がる街の写真

あなたが今、彼女の地元に引っ越しをしようかと悩んでいるのであれば、そろそろ覚悟を決める時です。

あなたの悩みの理由は分かりませんが、俺の経験から言えば移住しても全然問題ないですよ。

俺はこのブログを書きながら、ちょっと泣きそうになってしまいました。

その理由は、俺がここ大分県を去る決心をしたからです。

もう16年も住んでいた街ですから、これはこれですごく覚悟がいる決断でした。

だからもう、あなたも覚悟を決めましょうよ!

あなたと愛する彼女の幸せを考えて、間違った選択だけはしないでくださいね。

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