どうも、RYORYOです!
愛猫カルアと闘い抜いた5ヶ月間の闘病記録も、今回で第9弾!
前回「第8章」では、ようやく痙攣の発作が治まったところまでを綴りました。
闘病生活を送っている際に、皆さんのブログを閲覧させていただき、俺も携帯のメモ帳に日付や容態、動物病院での診察記録を残すようにしておりました。
そん頃はブログを書くつもりは全く無かったのですが、カルアが生きた証を何とか残したいと思い記録していたのですが、今ブログを書くにあたり大変役に立っています。
もし、あなたの猫ちゃんが病気を患っているのなら、そういった手記を残すのもいいと思います。
扁平上皮癌、高カロリー食で体重増加!癌に負けない体作り!
癌になると、どうしても体重が減りやせ細っていくイメージが有ります。
愛猫カルアは食道チューブを付ける前に8日間全く食べなくなった時期に、体重が0.5㎏落ち、痩せていくのが目に見えて分かりました。
ちなみに0.5㎏と聞くと少なく感じますが、猫の1㎏は人間の10㎏ぐらいと換算すると、0.5㎏は人間では5㎏です。人間だって1週間程で5㎏痩せれば見た目でも分かると思います。
カルアはもともとデブ猫でしたので、病気になって痩せていくのをみるのが辛かったですね。
癌に負けない体作りをしようと、高カロリー食を毎日与え続けたお陰で、少しずつですが体重が増加し始め、健康状態は良好で動物病院の先生からも褒められたくらいです。
それが猫にとって良いのか悪いのかは分かりませんが、健康状態を良好に保つ為には栄養のある食事を与えた方がいいと言われたので、食事メニューは全く変えませんでした。
ただ、栄養のある食事を与えると、癌細胞もその栄養を吸収して進行してしまいます。
癌を抑える為のステロイドの薬がどうにか効いてくれればいいのですが…。
ただ、このステロイドの薬は喉が渇く様で、すごく水を欲しがります。
食道チューブから水を与えても喉の渇きは潤いませんので、専用の水飲み器を作ってあげましたが、それでも風呂場へ行って蛇口から出る水を毎日ねだられました。
下記は実際にカルアに風呂場で水を与えている動画です(蛇口からではなく吸い飲みで与えてます)水が垂れるので赤ちゃん用のナイロン製の前掛けをしています。↓↓↓
食事も水分もしっかりと補給し、健康状態は良好なまま、病気発覚から5ヶ月目に突入です。
扁平上皮癌、5ヶ月目!
2019年4月9日
「扁平上皮癌」の余命は2~3ヶ月と言われていますが、カルアは既に4ヶ月経過しても元気なままでした。
ただ、口腔内の腫瘍はかなり大きくなっており、歯茎を押し上げ前歯も抜け落ちそうな位変形しており、時折その前歯が口の中に刺さるのか出血も見られました。
時々帰宅すると、家の中が殺人現場の様に血だらけになっている事が有りましたが、カルアはそれでもケロっとしています。
この頃は喉が渇くのか、口の中が痛いのか、よく鳴くようになりました(それまでのカルアは滅多に鳴かない猫でした)
同時にすごく甘える様にもなり、俺が帰宅すると必ず出迎えてくれます(お腹が空いているか喉が渇くからかもしれせんが…)
今思えば、それが癌の進行状況を知らせる、カルアなりのSOSだったのかもしれませんね。
【診察内容】
体重:4.10㎏(前回:+0.32㎏)
健康状態良好、ステロイド剤は喉が渇く為、量を減らしてもらいました。
2019年4月22日
カルアが病気になってからは、ほとんど毎日病気の進行を記録する為に写真を撮ってました。
ちょっとお見せする事ができない位、口腔内はドンドン大変な事になっていました。
腫瘍で盛り上がった歯茎が前歯を横の奥へと押し上げていきます。
想像してみてください、もしあなたの口腔内がそんな状態だったら耐えられますか?
俺ならきっと毎日痛みを訴え、痛みに泣き続けると思います。それぐらい酷い有様でした。
それでもカルアの表情からは痛がっている様子は見受けられませんでした。
【診察内容】
体重:4.22㎏(前回+0.12㎏)
健康状態良好、薬継続
闘病生活も5ヶ月を経過し、健康状態は良好なカルア。
まだまだ一緒に居られると思っていました。もしかしたら、この先何年もカルアは癌と闘いながらも生き続けるのでは?と思っていたぐらいです。
でも、そんな思いはすぐにかき消されてしまいました。
とうとう、覚悟していた日が訪れてしまったのです…。
次回、とうとう最終章です!
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