どうも、愛猫家のRYORYO(りょうりょう)です!
我が家にはもうすぐ20歳になる愛猫がいるのですが、人間と同じように猫も年を取るごとに老いてきます。
近年では完全室内外やペットフードの改良化により、猫の平均寿命も延びてきています。
中には25年前後長生きする猫もいます。
ちなみに猫の20歳は人間の96歳に当たります。(25歳の猫なら、人間の116歳!)
人間の96歳と換算すると、あなたにも分かると思いますが、かなりご年配です。
では、猫の老化ってどんな症状が出るのでしょうか?
実際に我が家の猫の老化現象を含め、猫の老化について説明します。
そして、猫が老化してきた時はその命が尽きる日まで、温かく見守ってあげてください。
猫の老化現象:10の症状
猫によっても異なりますが、我が家の猫は15歳(人間で76歳)程までは特に老化現象は見られませんでした。
16歳(人間で80歳)辺りから少しずつ老化が始まったように思えます。
では実際に猫の老化現象に説明していきます。
①寝る時間が長くなる
元々猫の由来はよく寝る子「寝子」から来たとも言われてる程、仔猫の時から寝る事が多い生き物です。
でも、老化が始まると1日のほとんどを寝て過ごすようになります。
ご飯とトイレ以外は寝ている感じです。
動くこと自体が辛いのか、体力を温存しているのかは不明ですが、とにかく寝てばかりいます。
ただ、やはり元々よく寝るので、あまり気づきにくいかもしれません。
②動きが鈍くなる
人間でも年老いてくると、足腰が弱り機敏には動けなくなります。
身軽な猫も年を増す毎に動きが鈍くなっていくのは仕方ない事かもしれません。
昔は高い所でもヒョイと飛び乗っていたのが、少しの段差でもジャンプ出来ないのを見ると少し悲しくなります。
我が家の猫もすごく身軽だったのですが、最近は全くジャンプしなくなりました。
恐らく足の関節が悪いようです。
ただ、我が家の猫は好奇心はまだあるようで、紐などを見せると動きは鈍いですが追いかけて遊びます(笑)
あなたの愛猫も関節炎を起こしている可能性がありますので、びっこを引いているなどの症状が現れた場合は、動物病院で診察を行ってください。
③耳が遠くなる
これも人間の老化と同じで、耳が遠くなる老猫も多いです。
実際に俺も愛猫の耳が遠くなっている事で、「もう年なんやなぁ」と実感しました。
若い頃は俺の車の音で帰ってきた事を察知し、玄関でお迎えしてくれていましたが、最近では帰って着替えをしていても気づかず、寝ている愛猫を撫でてあげると「ニャー」とビックリして起きる感じです。
あんまりビックリさせてしまうと、老猫はてんかん発作を起こしてしまう可能性もありますので、猫が気づくまで待ってあげる方がいいでしょう。
④爪とぎをしなくなる
猫の老化が始まる症状として、猫の大好きな爪とぎをあまりしなくなります。
その為、爪が太く固くなってしまい爪切りが自分で出来なく場合が有ります。
愛猫もいつの間にか太くなった爪が巻き爪になって切れなくなったので、最近では爪が伸びると動物病院で爪切りしてもらいます。
なので、猫が年を取ってきたら猫の爪もしっかり見てあげてください。
巻き爪になっている場合は、爪が肉球に食い込んでしまう恐れがあるので、あなた自身が爪切り出来ない場合は動物病院へ連れて行ってあげてくださいね(料金は1,000円~3,000円程)
⑤大きな声でよく鳴く
これも老猫の特徴ですが、大きな声でよく鳴くようになります。
大声で鳴くのは『甲状腺機能亢進症』が原因となっている事が多いです。
特に13歳以上の猫に多い病気で、首にある甲状腺がホルモンの過剰分泌によって様々な症状をもたらす病気です。
怒りっぽくなったり、大声でよく鳴いたりするのが特徴です。
こういった症状が見られた時は、病院で一度診察してもらってください。
中には単に甘えん坊になっている場合も有りますが、異常の鳴く事が有ります。
⑥グルーミング(毛づくろい)をあまりしない
通常の猫は寝る・食う・遊ぶ以上に大好きなのが、グルーミング(毛づくろい)ですよね。
もちろん老猫になってもグルーミングは大好きです。
グルーミングしているのも日々の中で見るので、全然しなくなるという訳では有りません。
でも回数や1回にグルーミングする量が減るのです。
そんなに猫のグルーミングを観察しているの?
って思われそうですが、そうではなく実は猫の毛並みなどでも分かるようになります。
毛がボソボソになったり、逆に油っぽくべったりしていたり、フサフサ感が失われます。
特にお尻の辺りは、毛玉がダマになって出来たりするので、ペット用のウエットシートで拭いてあげたり、ブラッシングしてあげてください。
⑦水をよく飲むようになる
これも老猫ならではの症状ですが、水を飲む量・回数が増える事が有ります。
水を多く飲むという事は、同時に尿の量や回数も増えます。
これも先程お伝えした『甲状腺機能亢進症』が原因になっている事が多いので、病院で診察してもらってください。
逆に水を飲む量・回数が減ってしまうのも脱水などの危険性がありますので、猫の水を飲む回数や量などにもよく注意してください。
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⑧食べ物が食べづらい
老猫になると、歯も弱ってきます。
歯が弱ってくると、今まで食べていたドライフード(カリカリ)を噛む力がなく、顔を傾けて噛んだりするので、そういった症状がある場合は、ドライフードをふやかしたりして与えてください。
口内炎などが出来てなかなか治らずにいる猫も多いようなので、口腔ケアについてもチェックしてみてくださいね。
⑨体重の増減
老猫で一番注意が必要なのが、体重が極端に増減する事です。
食べている量は変わらないのに痩せてきた、逆にあまり食べていないのに体重が増えてきたなど、内臓系の病気の可能性があります。
少しでもおかしいと感じた時は、病院へ連れて行ってください。
我が家の猫は食欲も有り、爪きりの際に獣医さんより「年の割にしっかりした体格ですね」って褒められました(笑)
⑩猫の認知症
人間と同じように、猫にも『認知症』が有ります。
トイレ以外の場所で糞尿をしてしまったり、やたらご飯ばかり食べたりと、これも人間の認知症のような感じですね。
我が家の猫はたまにおねしょをしてしまいます。
おねしょと言うより寝ている時に軽い尿漏れみたいになるので、常にペットシーツを敷いて寝ています。
もしあなたの愛猫が『認知症』だったとしても、温かく介護してあげてくださいね。
猫の老化現象はいつから?10の症状をチェック!
猫の老化現象について見てきましたが、あなたの愛猫はまだ大丈夫でしょうか?
猫の生活や生活環境にもよるので、何歳になったら老化が始めるという目安は有りませんが、恐らく15歳以上になると、何らかの変化が見られるでしょう。
猫の老化が始まった時、あなたはどうしますか?
猫の為の『老猫ホーム』と言う施設も近年増えてきています。
1人暮らしで介護が出来ない、小さい子がいるから面倒を見れない場合は、そういった施設に預ける選択肢も有ります。
でも、せっかく今まで一緒に暮らしてくた家族ですので、できればその命が尽きる時まで一緒にいてあげて欲しいと願います。
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