どうも、RYORYOです!
愛猫カルアの扁平上皮癌の奮闘記も今回で第7弾となりました。
前回「第6章」では、延命治療として食道チューブを装着する手術を受けました。
当時の俺は、本当に毎日ネットで「猫 扁平上皮癌」と検索ばかりし、皆さんの闘病ブログを読んで励まされていました。
だから、俺も少しでも何かの役に立てれば思い、俺とカルアが闘った5ヶ月間をここに記します。
扁平上皮癌、食道チューブ装着後の経過報告!
2019年3月19日
食道チューブを装着して、直接チューブから流動食を胃に入れる事が出来た為、食事の心配はなくなりました。
食道チューブの給餌方法等については「【猫】扁平上皮癌、食道チューブによる給餌方法!給餌回数から流動食の作り方まで」をご覧ください。
水は自分で飲みたがる為、おたまですくって口元へ持っていくと飲んでくれます。
カルアも一時は食べる事を諦め、死を覚悟した様子でしたが、満腹までとはいかないものの胃に溜まっていく感じは分かるのか、食べ物を欲しがるようになりました。
食道チューブを付けていても、口から食事を与える事も出来ますが、それで嘔吐したらチューブが抜けてしまう心配があった為、俺はチューブだけの給餌にしていました。
手術から1週間後に動物病院へ連れて行き、ガーゼや包帯を交換してもらい、傷口を見せてもらいましたが、チューブが入っている首元も特に化膿等は有りませんでした。
【診察内容】
体重:3.78㎏(前回+0.06㎏)
抗生物質の薬と止血剤の薬継続
扁平上皮癌、突然の痙攣!
2019年3月26日 16時頃
この日俺は夜勤業務の為、昼間寝ていると16時頃、「カツ、カツ」と何か音が聞こえてきました。
眠い目をこすり、音の原因を探るべき辺りを見渡すと、カルアが横たわり苦しそうにしている姿を発見したのです。
何が起こっているのか分からず、俺はカルアを抱き上げました。
この時(カルアが死んでしまう…)そう思った程、呼吸は荒く、手足をビクビクさせて失禁していたのです。
その手足の痙攣から、爪が床に擦れる音が「カツ、カツ」の原因でした。
暫くカルアを抱きしめていると、呼吸も落ち着き、何事もなかったかのように回復しました。
心配でしたが仕事は休めなかったので、そのままカルアを残し出勤しましたが、俺がいない間にまた発作が起こり、そのまま死んでしまったらどうしようと仕事中も気が気でなかったのです。
2019年3月27日
仕事が終わると急いで家に帰りました。
カルアは………生きてくれていました!
でもやはり、夜中に発作が起こった様で、布団もカルアの体もオシッコまみれになっていました。
その直後、またも発作が起こった為、俺は携帯で動画を撮影しました。
これは動物病院の先生に見せる為、発作の様子を動画に収めた方がいいとネットに記載があったからです。
発作が治まると、取り敢えず風呂場に連れて行き、オシッコで濡れた体を洗い流してあげました。
この日動物病院は休診だったのですが、何かあった時用に緊急連絡先を教えてもらったので、電話してみた所、午後から診てもらえるとの事でしたので、約束の時間に連れて行きました。
先生に動画を見せ、状況の説明を行い、原因特定の為血液検査を受けましたが、異常な数値は見当たらず原因の特定はできませんでした。
そこで先生から、腫瘍が脳に転移している可能性が有り、脳からの信号で痙攣が起こっている可能性が有る事を伺いました。
脳への転移…それは重く俺の心に突き刺さりました。カルアの命がそう長くない可能性があるからです。
その場で泣いてしまいそうになる気持ちを堪え、休日にも関わらず親切に診察して下さった先生にお礼を言い、動物病院を後にしました。
車に乗り込むとやっぱり泣いてしまいます。
なんで、カルアだけこんな目に合うのか…
ただでさえ癌と闘っているのに、その上痙攣の発作まで起こるなんて…
必死で生きようとするカルアが可哀想で仕方有りませんでした。
家に連れて帰り、流動食と一緒に痙攣を抑える薬を飲ませると、薬が効いたのか爆睡するカルア。
病気発覚から4ヶ月…病気はどんどん進行している状況でした。
【診察内容】
体重:3.78㎏(前回と変わらず)
痙攣の発作→抗けいれん剤追加
突然の痙攣発作で、一時はどうなる事かと思いましたが、それでもカルアは生きてくれています。懸命に生きようとしているのです。
だから俺も諦めません。
介護は思った以上に大変ですが、当時はそれもまた俺の生きがいとなっていたのです。
次回、第8章では痙攣後の様子をお伝えします。
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