どうも、RYORYO(りょうりょう)です!
俺の男として生きる決断をした恋愛物語、第三弾です。
前回までのお話はコチラ↓↓↓
-社会人編-突入!
短大を卒業した俺は地元の滋賀県へ戻ってすぐ就職先も決まり、彼女との恋愛も順調で日々楽しく暮らしていました。
1年目、2年目と決まって別れたのが6月だった為、俺は6月になるのが怖くてしかたなかったのですが、さすがに近くにいるしラブラブだし今年は大丈夫だと思っていました。
彼女から、「職場の先輩とその彼氏の仲間が集まって飲み会をするので、誘われた」と言われた時も、不安は有りましたが「行ってきていいよ」と快くOKしたのですが…これが後にすごく後悔することになろうとはこの時の俺は知る由も有りませんでした。
飲み会が終わり、家に帰ると彼女は俺に電話してくれました(やっと携帯普及)
誰とも連絡先は交換せず、特に何もなくみんなで騒いで楽しかったと。
俺は安心して胸を撫で下ろしましたが、それから数日後、彼女が言った言葉に俺は耳を疑いました。
「この前の飲み会にいた人と、今度遊びに行く事になった」と。
(なんでそうなった?)
いつの間にか先輩を通じて連絡先を交換し電話していたそうで、2人で遊びに行く事になったとの事ですが、俺はショックを隠し切れません。
(去年と一緒…)
去年の悪夢が蘇ります。
「行って欲しくない」と、俺は彼女を引き留めましたが、「もう約束してしまったから」と彼女は言い、続けて「大丈夫、ちゃんと戻ってくるから信じて待ってて」そう言って微笑んでくれました。
3度目の破局は絶望的!!
当日、俺は彼女が帰ってくるのを彼女の家の近くの公園で待つことに。(ストーカーではないですよ)
その男性の車から彼女が降りてきたのは23時前。
俺の車に気付くと近寄ってきたので、そのまま一緒に彼女の部屋へと行きました。
彼女の様子は明らかにおかしく、俺を見ようとしてくれません。
沈黙を破り俺は彼女に聞きました。
「なんか言われた?」
彼女は小さく頷き、「付き合おうって言われた」と言いました。
「なんて答えた?」
そう質問しましたが彼女が答えるまでの間、俺はずっと心の中で(断ったよって言って)と願いました。
ですが、俺のその願いは届かず、彼女は「うんって言った」と答えたのです。
さすがに俺はパニックに陥り、取り乱してしまいました。
・大丈夫って言ったのに、なんでなんや
・俺と付き合っているのに、他の人からの交際をOKしたのか
・俺の存在はなんなのか
など…彼女を責めてしまい、俺も彼女もボロボロ泣き崩れました。
それから朝方まで2人で話をしました。
俺と付き合っているのは楽しいが周りにも言えず辛い事や、友達の彼氏話を聞くと普通の彼氏が欲しいと思っていた事、俺とはこの先の未来が見えず不安な事、彼女は初めて正直に悩んでいた事を打ち明けてくれました。
そして、そんな中遊びに行った男性に「ドキドキ」したのだと。
いつの間にか彼女の心は俺から離れていたのかもしれません。それにだた気づいてあげられなかっただけ、彼女の幸せを壊す権利は俺にはないと思いました。
「今度こそ幸せになって」そう言って、最後のキスをして彼女の部屋を出ました。
3度目の破局…これで全て終わった。
当時はそう覚悟しましたが、俺たちの物語はまだまだ終わらなかったのです。
第4章へ続く
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