誰でも分かる、自費出版の仕方と売る為の宣伝方法!その1

仕事

どうも、RYORYOです!

俺が右膝靭帯を損傷し、約3ヶ月の入院生活を終えた後、リハビリの通院もしなければいけなかったので、その後の仕事について悩んでいました。

そんな時、ちょうどいいタイミングで愛知県に住む親せきの叔母から連絡が有り、「出版社を立ち上げようと思っているので来ないか」と誘われました。

幼少期から作家を目指していた事を叔母も知っており、また叔母も同じ様に小説を書き続けていたので、俺を誘ってくれた様で、俺はその好意に甘える事にしました。

またまた引っ越しです!

滋賀県の実家から愛知県へ引っ越し、出版社として借りた事務所へ挨拶に行きました。

立ち上げ当初は俺を含め6名でしたが、利益がないうちは皆仕事を掛け持ちして、まずは叔母の小説を出版するという目標で動いていましたが、やがて1人、2人と辞めていき、最期はとうとう俺だけになってしまいました。

必然的に編集長と言う肩書になりましたが、なんせ社員1人ですからっ!

それに出版経験もない俺にとって、全てが未知の世界でした。

ですが、叔母の小説を自費出版し、盛大な出版記念パーティーまで開催したので、それまでの険しい道のりを公開します。

ぜひ、自費出版したいと思っているあなた!参考にしてくださいね。

先ずは製本してくれる印刷会社を見つけよう!

叔母からもらった手書きの原稿を、ひたすらパソコンに入力する作業が毎日続きました。

でも1人なので気楽です。勤務時間も自由です。

パソコンへの入力が終わる頃、まずは原稿を製本してくれる印刷会社を見つける事にしましたが、これは以前の編集長が紹介してくれた印刷会社へ依頼する事にしました。

その印刷会社も小説を製本するのは初めてとの事で、何度も打ち合わせを行いました。印刷会社の方もとても親切だったのが救いです。

全てパソコンに入力を終え、当時はフロッピーディスクに記録し、印刷会社へ渡しました。

試し刷りをしてもらい、そこから添削作業の日々。家族や親せき、当時の彼女にも添削作業を手伝ってもらい誤字脱字やおかしな部分がないかのチェックを入念に行います。何十回とこの小説を読んだか分からないくらい何度も見直しました。

添削作業が終わると、再度印刷会社へ正式な印刷を依頼します。

そこで問題なのが表紙!目を引く物にしたいですよねー。

でも表紙絵を誰かに描いてもらう方法も分かりません。

そんな時、叔母が経営する鉄工所の慰安旅行が有り、俺も同行させてもらいました。

行き先は富山県の黒部ダム。トロッコ電車で美しい渓谷を見る事が出来ます。

その土産売り場で見つけたのが黒部ダムをイメージしたポストカードでした。

叔母の小説に合う風景でしたので、叔母も俺も一目で気に入りました。

ですが、これを表紙に使うには著作権やらなんやら必要かもしれないと思い、裏に書かれた作者を探し直接手紙にて交渉した所、あっさりと表紙に使用する許可を頂きました。

すぐに印刷会社へそのポストカードを渡し、表紙の絵として依頼します。

これで後は小説が完成するのを待ちます!と思いきや、ちょっと待った↓↓↓

本を書店で売るなら「ISBNコード」が必要!

最終校正も終わり、表紙・背表紙・裏面のイメージも出来あっがたので、完成を待っている間に、本をどうやって売ったらいいのか調べる事にしました。

当時はインターネットも復旧していなかった為、本で調べた所、まず本を販売する為には「ISBNコード」を取得しないといけないと記載されており、頭の中は「?」マークだらけです。

■ISBNコードとは?

ISBN(International Standard Book Number)…国際標準図書番号

世界共通で図書を特定する番号となり、書店で本を販売するにあたり必要なコードとなります。

近くに本があれば裏面を見て下さい、ISBNから始まる数字が記載されてませんか?

それです、それがISBNコード!

すぐに印刷会社へ連絡し、本のカバーの印刷をストップしてもらいました。

ギリギリセーフ!完成する前に気づいてよかったと思います。

次回は、「ISBNコード」の取得方法から説明をしますね。

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