シングルマザーと結婚、きれいごとなしで本当に連れ子を愛せるのか?

後ろから子供を抱きしめる父親の写真 恋愛

どうも、RYORYO(りょうりょう)です。

俺は女性→男性の性同一性障害者です。

現在の法律では性別変更すれば女性と結婚する事も出来る様になりましたが、元の性別が女性なので子供を授かる事は残念ながら出来ません。

そんな俺はシングルマザーの彼女と交際し、彼女の連れ子を一緒に育てることで「家族」というものを持つことが出来ました。

でも、彼女の連れ子と本当の家族のように接しているのかというと、ある事件をきっかけにほとんどしゃべらなくなってしまいました。

さて、今回はシングルマザーと結婚を考えているアナタに、「きれいごとなしで本当に連れ子を愛せるのか」を体験談を用いて解説します。

アナタも、建て前やきれいごとなしで、本心で読み進めて下さい!

※あわせて読みたい:「本気でシングルマザーと付き合う為の心得10箇条!」

連れ子を愛せるのか:子供の性別・年齢・性格で変わってくる

後ろから笑っている子供を抱きしめる母親の写真

俺が彼女と交際した時、連れ子である娘の年齢は4歳でした。

性格は外ではおとなしく中でははしゃぎ回る、いわゆる内弁慶。

ママが大好きでママがいないと何も出来ない程、甘えん坊な性格です。

今、シングルマザーとお付き合いされているアナタは連れ子の性格は把握されますか?

まずは結婚を考える場合、子供とうまくやっていけるのかを考えていきましょう。

ここでは子供の性別や年齢・性格によっても接し方が変わってくるので、順番にみていきましょう。

性別

男の子と女の子が手を繋いでいる後ろ姿の写真

【男の子の場合】

子供が男の子の場合、初めは近寄りがたいかもしれません。

でも男同士でゲームで遊んだり、一緒にお風呂に入ったりしている内に次第に心を許してくれる関係になる可能性も大いにあります。

俺的には男の子の方が仲良く出来る割合が高いと思っています。

【女の子の場合】

子供が女の子の場合、これがちょっと複雑かもしれません。

小さいうちは問題ないかもしれませんが、年頃になってくると女の子特有の「お父さん嫌い現象」が起きるからです。

「おじさん=臭い・汚い」と思われがちなので、いくら毎日お風呂に入って清潔にしていても、この印象を拭いきる事は難しいです。よっぽどのイケメンや紳士の方くらいなら大丈夫でしょうね。

女の子の場合は、内に秘めている物がある為、なかなか家族として接してくれるまでには時間がかかる場合がありますので、覚悟してください。

年齢

浜辺で遊ぶ子供2人と母親の写真

【5歳未満】

まだ、世の中の事をそこまで理解できていない5歳未満児の場合は、「お父さんが出来た」と喜ぶ事もあります。

俺も娘が隣の家の子供に「お父さん出来たんやで」と嬉しそうに言っているのをみて、感動したのを覚えています。

幼稚園や保育園の送り迎えや、お遊戯会・運動会も一緒に参加する事で仲良くなれます。

比較的、幼い方がこの後も「家族」として愛せる確率は高くなります。

【6歳~12歳】

小学校に上がると、周りの友人やテレビの影響を強く受けます。

そこで「お父さん」という存在意義を子供なりに考える状況となる為、本当に家族としてこの先もやっていくのであれば、この時期を大切にしましょう。

俺はこの時期にいろいろあって一度彼女と別れてしまったので、「ママを泣かせる汚い大人」と判断され、そこから嫌われてしまったので、出来ればこの時期に子供と接する時間を持ちましょう。

【12歳~20歳】

子供によっては反抗期が起こる時期です。

実際の両親でもこの時期は反抗されて家族がバラバラになってしまう家庭も有ります。

それぐらい難しい年頃です。

この時期にママが再婚となれば、認めてもらえない事や「自分は自分なので勝手にどうぞ」と興味なしの場合もあるので、慎重に接してください。

逆に、自立の芽生えが出てくる時期でもありますので、ママの幸せを願って認めてくれたり、仲良く接してくれる子供もいるので、子供の性格を見極めましょう。

【20歳以上】

この頃になると子供もしっかりとして考えを持っているので、よっぽどの事がない限り反対される事は少ないと思います。

ただ、もう20歳を超えるとそこから「お父さん」と呼ぶのは気まずい感じになってしまい、なかなか父親としては接してもらえないかもしれません。

性格

満面の笑みを浮かべる女の子の写真

これが一番重要となります。

恐らくこれで「愛せるか」「愛せないか」が関わってくるはずです。

【内気・おとなしい】

比較的おとなしい子は、結婚を反対する事はないかもしれませんが、なかなか心を開いてくれないので、自信を無くしてしまう可能性があります。

ちょっとした表情の変化を見逃さないように、楽しそうにしているのであればそれを継続し、つまらなさそうやイヤそうであれば、違う何かを見つけて接してください。

おとなしい子供こそ、内に秘めている物が大きいと思うので、その時は1人で悩まず彼女に子供の本心を聞き出してもらいましょう。

【明るい・素直】

家の中でもよくしゃべり、よくはしゃぐ明るいタイプは、すんなり受け入れてくれる事も多いです。

例えば些細な事でも秘密を2人で共有し「ママには内緒ね」とすると、グンと仲良くなれます。

もしそれでママに秘密をバラしても「あー言ったな~」と冗談で追いかけまわしたり、くすぐったりするとそれでコミュニケーションが取れます。

素直な子供には、素直に「俺がお父さんになってもいい」と聞くのもいいでしょう。

要は、子供の本心を知っておく必要があるという事です。

【反抗・自立志向】

ママに対しても反抗しているタイプ、または「自分は自分」と自立志向が高いタイプについては、あえて機嫌を取ろうとしない方が良いでしょう。

機嫌を取る事で、「ウザイ」と思われるのがオチです。

ただ何かに悩んでいるのなら、親の立場、大人の立場としてアドバイスをすれば、「信頼」関係ができ、そこから家族として接する事ができると思います。

【甘えん坊】

いろいろな性格の中で、これが一番重要なんです!

なぜかというと、子供はみんなママが大好きですよね。

その大好きなママが知らない男性に取られてしまうと思うからです。

特に今まで甘えていた子供はその思いが強くなります。

それによってアナタの事を「キライ」と思う子供もいるので、子供といる時は子供中心で目の前でイチャイチャしない事や、子供をおいて2人で出かける様な事は極力避けてください。

連れ子を愛せるのか:自分の子供として接する事が出来るか?

「ごめんなさい」の文字と男の子が後ろを向いて泣いている写真

子供の性格を把握した上で、子供と自分の性格が合うか判断してください。

アナタはきっと大人だから、子供の性格に合わせる事は出来ると思います。

でもそれは一時ではなく生涯ずっと続くんです。

そんな関係で「子供を愛せる」って言えますか?

初めの内は子供に気を使って、子供と接すると思います。

そこから徐々に気を使わない関係になれればいいですが、一緒に住み子供がいる時に気を使うようになってしまえば、いつかアナタの心は折れてしまいます。

その時に「あの子といるのは無理だ」となってはもう遅いのです。

どうしても初めから「自分の本当の子供」としてみるのは難しいです。

「彼女(嫁)の子供」としてみてしまいますよね。

それはいわば「他人の子」としてか思えないので気を使ってしまうんです。

以前のブログ「本気でシングルマザーと付き合う為の心得10箇条!」でも説明しましたが、アナタはその子供を本気で叱る事が出来ますか?

これ、本当に重要な事なので、もう一度聞きます。

アナタはその子供を本気で叱る事が出来ますか?

例えば友達の子供や、近所の子供が悪さをしても本気で叱れないですよね?

その親に言って怒ってもらう様に差し向けると思います。

でも、その時その親は本気で子供を叱りますよね。時には手で頬や頭をぶつ事もあります。

それが「我が子への愛情」なんです。

本当に自分の子供と思えるようになると、叱る事が出来るんです。

その理由は、「嫌われる事への恐怖心」がないからです。

「どこかで叱る事で子供に嫌われてしまうのでは?」「せっかくここまで積み上げた関係が壊れるのでは」と思ってしまうからです。

でもアナタの親を思い出してください。アナタが悪い事をして親からこっぴどく怒られた時、「クソババァ(ジジィ)」「ママ(パパ)なんか大嫌い」って思いませんでしたか?

それでも、その後は普通に親子として生活してましたよね。

それが普通の本物の親子なんですよね。

まず、一般的な親子感では「嫌われる事への恐怖心」が存在しません。

それは「本当の子供と親」という愛情がある関係だからこそです。

彼女(奥様)の連れ子を「自分の本当の子供」と思えない内は、「愛せる」事はないので、愛したいのであればまずはアナタ自身の気持ちから変えていきましょう。

連れ子を愛せるのか:アナタ以上に悩んでいるのは彼女や奥様!

子供の横で泣く母親の写真

アナタが「彼女の子供を愛せるのか」と悩んでいる以上に、彼女や奥様は悩んでいるんです。

俺も実際そうでしたが、子供と俺の板挟みになっている彼女が泣きながらその事を言ってきたことがあります。

普段は涙なんか流さない強気な彼女が、泣きながら訴えてきた時、俺以上に悩んでいる彼女に申し訳ないと思いました。

愛する事が出来ないのなら、別れるべきだとも言われましたし、これはかなり何度もぶつかってきた壁です。

もし、アナタが子供を愛せないのであれば、別れや離婚も考えた方がいいと思います。

彼女やアナタ、そして子供にとって傷が深くなる前に決断した方がいいです。

その状況はこの先も続き、それはアナタと子供だけの問題ではないからです。

彼女(奥様)の事は愛しているかもしれませんが、その彼女(奥様)が一番大切な存在を愛せないのなら、この先家族として一緒にいるのは難しいかもしれません。

ただ、それでも変わろうとする気持ちは大切です。

先程述べたように「愛そう」と「愛する」では違います。

でも、そこには「家族」「絆」「情」も混ざってくるのです。

無理に「愛そう」とするのではなく、長く生活を共にする事で「愛」が育つ可能性は十分あり得ます。

まずはアナタの愛する彼女(奥様)としっかりと本音で相談し合う事が大切です。

連れ子を愛せるのか:実際問題、愛する事が出来るのか?

家族で遊んでいる写真

彼女(奥様)の連れ子を本当に愛せるのか、愛せないのか、実際問題どなのかと気になると思います。

交際しよう、結婚しようと決心した時は、「彼女の一番大切な人を自分も愛していこう」って強く思いますよね。

でも「愛そう」と「愛する」では違うのです。

例えば、好きでもない異性をこれから愛してくださいと言われても、簡単に愛せません。

それは彼女の連れ子に対しても同じなんです。

「愛そう」と思う事は頭で出来ますが、「愛する」は心でするものですから、簡単には出来ません。

実際に多くの方が、yahooの知恵袋などで相談されているのを見かけます。

・連れ子のお子さんのことも愛せますか?

・連れ子の事を本当に可愛いと思っていますか?

・連れ子を可愛がれないのは心が狭くてそんなにいけないことですか?

・連れ子は愛せないものなのでしょうか?

・連れ子が可愛くないんです!

・連れ子で再婚してうまくいってる家庭ってあるのですか?

Yahoo知恵袋より一部分抜粋

「彼女も子供も愛する」と心に決めて結婚しても、実際問題「連れ子を愛せない」「連れ子が嫌い」と言う家庭も多いのが現状です。

きれいごとなしで本当に連れ子を愛せるのか?

手をつなぐ子供と父親の後ろ姿の写真

ここまで、「連れ子を愛せるのか」についてみてきましたが、きれいごとなしの本音で言えば「愛せません」と答える人が多いでしょう。

それは仕方の無い事なのかもしれません。

本当の自分の子供ではないので、本当に「愛する」事は極めて難しいと思います。

俺もぶっちゃけ「愛しているのか?」と聞かれれば、「愛してます」と答えますが、本音は「愛せてません」

俺は「愛せません」ではなく「愛せてません」を使いました。

これの違い分かりますか?

「愛せません」は、愛そうと努力はしたけど出来なかった結論。

「愛せてません」は、愛そうと努力しているがまだその域に達していない途中の判断。

ちょっと卑怯な言い方と思われるかもしれませんが、「愛せてません」と言えるうちは、まだ改善の余地や、今後「愛している」に変る事も有ります。

俺もこの問題に何度も直面してきましたが、「愛する・愛せない」ではなく「家族として接する事が出来るか」という事が1番重要な事なので、まずはそこから見直してください。

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