どうも、RYORYO(りょうりょう)です!
俺は過去に10回程引っ越し経験が有り、その内7回は自分で引っ越しをしています(残りの3回は荷物がほとんどなかった)
もちろん、遠方からの引っ越しも数回有ります。
例えば滋賀県⇔群馬、滋賀県→愛知県、愛知県→大阪府、大阪府→大分県と、近距離から遠距離までの引っ越し全て、自分で行っています。
なぜ自分で引っ越ししようと思ったのかと言うと、1番初めの引っ越しが高校卒業後(滋賀県)、群馬県の短大へ進学する為に引っ越しをしたのですが、その際父親が知り合いから大きなワンボックスを借り、家族で荷物を積んで引っ越しを手伝ってもらったからです。
その時から引っ越しは自分で出来る物だと思ってしまったんですね。
それともう1つは、俺が過去にトラック運転手の仕事に就いていたから。
引っ越し業では有りませんが、4tトラックを運転出来るのと荷物を積む知識があったからです。
でも1番の目的はやっぱり引っ越し費用を抑えたい!これですよね。
今、アナタも同じ様に引っ越しを考えており、その引っ越しを自分でするか業者に頼むか迷っている事でしょうから、今回は引っ越しを自分でする方法を解説していきます。
はっきり言います!引っ越しは自分で出来ます!
引っ越しを自分でする事前準備
自分で引っ越しをすると言っても、急には出来ません。
やはり通常の引っ越しと同じ様に事前準備が必要となりますので、まずはそちらを見ていきましょう。
自分でするという事は、事前準備も自分でしなければいけないので、必ず目を通してください。
①レンタカーの手配をする
自分の車が大き目のワンボックスであったり、会社や知り合い関係からトラックなどを借りられるのであれば、特にレンタカーを借りる必要は有りません。
でも自分の車や知人に車を借りられない時などは、レンタカーを予約する必要が有ります。
この時に選ぶ車種にも注意しなければなりません。
例えば冷蔵庫や洗濯機、食器棚やタンスなど大型家具を運ぶとなると、高さや奥行も必要になります。
また遠方に引っ越しをするのであれば、出来るだけ1回に乗せられる量が多くなくてはいけませんので、引っ越しに合わせた車を選ぶ必要が有ります。
出来るならトラックを借りた方が早いですが、運転に自信がないのであればオススメはしません。
ぶつけたり擦ったりすれば、修理費を請求され逆に費用が増えてしまう事も有りますので。
後はレンタル時間を決めておかないといけません。
予め荷物の積み下ろし時間と移動時間から時間を割り出すと思いますが、意外と思っている以上に時間が掛かってしまいます。←これ絶対です!
計算している時間よりは3~5時間は多く見積もっておく必要が有ります。
レンタカーの会社もいろいろ有りますので、車種や料金、24時間返却出来るかなどもしっかりと確認しておいてください。(営業時間内に返却出来ない場合、追加料金を取られる可能性有)
ちなみに遠方の場合は乗り捨てプランというのも有りますので、そのまま戻ってこない場合は乗り捨てプランを使うとお得です。
乗り捨てプラン:通常は借りた店舗へ返却しますが、同じ系列の別の店舗へ返却出来るシステム
例:トヨタレンタカー大阪堺店で借りて、トヨタレンタカー大分別府店へ返却
②段ボールの手配
引っ越し業者へ依頼すると、予め荷物の量に対して梱包用の段ボールを貰えますが、自分でする時は段ボールを用意する必要が有ります。
この段ボール意外といっぱい必要なんですよね。
ホームセンターで購入してもいいし、費用を抑えたいのであれば近くのスーパーで無料で貰ってください。
よくレジ付近に買い物を詰める用の段ボールが積んで有りますので、レジの人に「段ボール貰っていいですか」と一言声を掛けてから、必要な大きさの段ボールを持ち帰りましょう。
1回では無理なので、2~3枚持って帰り梱包してからまた2~3枚持ち帰るのがベストです。
注意するのは、同じ商品の段ボールがあればいいのですが、形や大きさが異なる段ボールになってしまう為、荷物を積む時に苦労する事が有ります。
基本的に荷物を積む時は重い物を下に置きますが、段ボールの大きさによって、軽い荷物の上に重い荷物を置いて潰れてしまったり、余計なスペースが出来てしまったりするので、出来るだけ同じ大きさの段ボールを集めてください。
③荷物を梱包する
自分で引っ越しをする際は、荷物の梱包も自分でやらなければいけません。
タンスなど引き出しがついている家具については、中身なども出して運びやすくしないといけませんし、引き出しが飛び出ないようにガムテープなどで止めておく必要が有ります。
特に冷蔵庫や洗濯機は前日にはコンセントを抜いて、水抜きをしておく必要が有ります。
洗濯機の水抜き方法は各メーカーによっても異なりますので、説明書を読んで行ってください。
ちなみに俺はドラム式洗濯機なのですが、説明書を見ても水抜き方法が分からずそのまま運びました(かなり重たかった…。)
また、組み立て式の家具を解体するなど、運びやすくしておく必要も有ります。
④手伝ってくれる人の確保
荷物が少ない場合は問題ありませんが、荷物が多い場合は手伝ってくれる家族や友達を確保しておきましょう。
夫婦やカップルなら2人で出来なこともないですが、意外と体力もいりますので協力者がいる方が断然早く済ませられるからです。
特に冷蔵庫や洗濯機はかなり重いです。
最悪大型家具だけでも運ぶのを手伝ってくれる人を探しておいた方がいいでしょう。
⑤当日のタイムスケジュールを決めておく
当日のタイムスケジュールを決めておくことは、かなり重要です!
レンタカーを借りる時間も有りますので、大まかにでもいいので決めておきましょう。
下記は引っ越し先が1時間離れているところで、荷物が2LDK程の場合のタイムスケジュールの例です。
■引っ越しタイムスケジュール例
8:00 レンタカー借りに行く
8:30 積み込み開始
11:00 引っ越し先へ移動
12:00 到着・昼休憩
13:00 荷下ろし
15:00 荷下ろし完了・レンタカー返却へ向かう
16:00 レンタカー返却
17:00 戻って荷物の整理
まぁ、ざっとこんな感じのタイムスケジュールです。
これは絶対に作っておいた方がいいですよ!先程も言いましたが、意外と時間通りに行かないので。
もし時間が余れば、途中で休憩したり部屋の掃除をしたり、不用品を捨てに行ったりもできるので、とりあえずは余裕を持ったタイムスケジュールを作っておきましょう。
引っ越し当日にやる事
レンタカーの予約、手伝ってくれる人の確保、荷物の梱包が終われば後は引っ越し当日を待つだけです。
当日は出来るだけ時間通りに運べるようにしておきましょう。
レンタカーを借りに行ったら、そこからがスタートです。
手伝ってくれる人が時間通りに来なくても、ちゃっちゃと始めちゃいましょう!
ただ、なんでもかんでも積めば言い訳ではないので、荷物の積み方など注意点を教えます。
①タイムスケジュールを確認しておく
先程の事前準備にタイムスケジュールの例を記載しましたが、当日はしっかりと確認しておきましょう。
出来ればスマホのメモ機能に入れておくといいでしょう。
最低でもレンタカーの返却時間には間に合わせないといけませんので、出来るだけ時間通りに進め、出来るだけさっさと積み下ろししていきましょう。
②廃棄物の処理
これは当日時間があったらでかまいません。
引っ越しする際には多くの廃棄物が出ますので、時間があればレンタカーに詰め込み、近くのゴミ処理場へ持ち込めばゴミの分別をして何袋にも入れてゴミを出す手間が省けます。
俺は何回かゴミ処理場へ持ち込みしてますが、とっても便利です。
燃えるゴミも燃えないゴミも、分別がよく分からない物も特に指定有料袋に入れなくてもいいし、ゴミ処理場のスタッフさんがテキパキ降ろしてくれて、分別してくれるのでとても楽です。
ただ、地域によっては重さなどで料金が発生する事も有りますので、事前にお近くのゴミ処理場のホームページなどで確認をしてください。
当日時間がなければ、自分の車でも問題ないので時間がある時にゴミ処理場へ廃棄物の処理に行く事もオススメです。
③荷物の積み降ろし
荷物の積み降ろしは出来るだけ、一気にやってしまいましょう。
適度な水分補給と休憩も必要ですが、一度手を止めるとダラダラしてしまう可能性があります。
荷物の積み方は事項で説明します。
荷物の積み方の注意点!
当日はタイムスケジュール通りにテキパキやりましょうと言いましたが、なんでもかんでも適当に積むのはNGです。
ではどの様に積んでいけばいいのでしょうか?
実際に俺がトラック運転手だった時にやっていた荷物の積み方や注意点を記載します。
①重い大型家具などを一番最初に乗せる(前方へ寄せて積む)
重い物から先に積み込むのは、ブレーキを踏むと荷物が前に倒れ込むからです。
後ろに重い物や大きな物を積んでいると、ブレーキを掛けた際に少しずつ前にズレ、その前にある荷物を潰してしまう可能性が有ります。
これはトラック業界では基本中の基本となりますので、まずは重い荷物、大きな荷物から積むようにしてください。
②家具などの角にはタオルをかます
家具や家電は本来何かにくるんだ方がいいのですが、最悪でも角にタオルや毛布などをはさみ、他の家具や荷物とぶつからないようにしましょう。
傷がつくだけならまだマシですが、壊れてしまったり動かなくなったりする可能性もあるので、必ず行ってください。
③段ボール箱も重い物を下に置く
段ボールに梱包した荷物も、重い物を下に置きその上に軽い箱を乗せていきましょう。
移動中に社内が揺れますので、上に重い段ボールを置くと下の箱を潰してしまいます。
食器などの割れ物が入っていたら割れる危険性も有りますので、注意してください。
④隙間が出来たら毛布などを詰める
積み込みをしていくと、思わぬところにスペースが出来てしまう事が有ります。
丁度いい大きさの荷物があればそれを上手く詰めてください。
もし丁度いい大きさの荷物がなければ、毛布や空いている段ボールなどを詰めて荷物が揺れてもズレないようにするのがポイントです。
⑤最後に積み込んだ荷物が崩れないようする
最後に荷物を積み込んだら、後ろに荷物が倒れないようにコンパネ(ベニヤ板)などを立てる事がオススメです。
トラックなどをレンタルすれば恐らくコンパネやロープなどもありますので、固定してください。
ワンボックスの場合は空の段ボールを折りたたんで立てかけるなどしてください。
これは後ろのドアを開けた時に荷物が雪崩れないようにする為です。
移動中に荷物が揺れ、到着して後ろのドアを開けた時に荷物が雪崩れてくるのはよくある事ですので、もし後ろの荷物対策をしていない場合は、ドアを開ける時はそっと開ける様にしてくださいね。
引っ越しは自分で出来る!業者泣かせの引っ越し術を紹介!
引っ越しを自分でする方法をまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか?
俺は20年程前に大阪府堺市から大分県別府市(現在は大分市在住)に引っ越しました。
その当時引っ越し業者何社かへ見積もりをしてもらったところ、2LDK相当(家族3人)の荷物で3月の繁忙期だった為、24万円程でした。
えっ、引っ越しに24万円も掛かるの?ってちょっと驚いてしまいました。
恥ずかしい話、その当時貯金はほとんどなかったのでどうにか安く出来ないかと、自分達で引っ越し出来ないか考え、レンタカー(2tワイドロング)を借りると乗り捨てで7万円程、大阪から別府までフェリー運航費が3万円程で計10万円で引っ越しが出来ました。(フェリーなのでガソリンもそんなに消費してません)
業者へ頼むより14万円浮きましたね。
この様に自分で引っ越しをする方が得な場合も有ります。
ただ近場の場合は、最近安いプランなども有りますので自分で引っ越しする方が、逆に高くなってしまう場合も有りますので、まずは引っ越し業者へ見積もりを出してから考えてもいいでしょう。
ただ、自力の引っ越しはかなり体力と労力・時間が掛かります。
思っている以上に大変ですので、それでも問題ないと思うアナタは、是非試してみてください!
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