どうも、RYORYOです!
以前より何度が猫の扁平上皮癌について記事を書いておりましたが、今回は愛猫かルアが扁平上皮癌を患い、病気が発覚してから虹の橋を渡るまでの奮闘記を書き綴りたいと思います。
プロフィールにも書いてますが、この猫の死をきっかけに俺はブログと出会えました。
他の無料ブログに掲載しておりましたが、このブログ1本と決めたので、こちらにその全貌を書かせていただきます。(写真は全て実際のカルアです)
今、愛猫の病気で悩んでいるあなたにとって、少しでも役に立てればと思います。
愛猫カルアとの出会い!
カルアと出会ったのは、16年前、2003年の冬でした。
大阪の某会社の敷地内にカルアはいました。そう、元々は野良猫だったのです。
今にも凍え死にそうなカルアを家に連れて帰りましたが、この時、手の平に乗せられる程小さく、体はガリガリにやせ細っており、野良猫のままではこの冬は越せなかったと思います。
元々飼っていた愛猫ミルクと同じ「キジトラ」だった為、「ミルク」に合う名前を考え「カルア」と名付けました(カルアミルクより)
野良猫だったせいか極度の人間嫌いで、約6年程は食事とトイレ以外は人目の付かない場所を寝床とし、そこで1日の大半を過ごしていた為、カルアを見ない日も多々有りました。
その6年の間に俺にも大切な家族が出来ました。そして大分県への引っ越し、もちろんミルクとカルアも一緒に連れてきました。
大分へ移住してから新たに黒猫匹と、チワワを1匹飼い、俺と彼女と子供、それと猫4匹・犬1匹の大家族となりました。
それでもカルアは引きこもり生活です。
人間は俺だけ、動物はミルクだけにしか触らせてくれない状態で、他の人間・動物には「シャー」と威嚇します。
そんなある日、テレビで見かけた動物と話が出来る「ハイジ」と言う女性が、怯えて攻撃的になる猫には「名前を呼んでゆっくり目を閉じる。あなたの敵ではないと安心させる」と言っていたのを思い出し、何度か実践してみたところ、徐々にカルアが歩み寄ってきてくれるようになり、引きこもりも徐々に無くなっていきました。
それからは黒猫と喧嘩しながらも、スクスク・ブクブクと育っていったのです。
扁平上皮癌の発覚!
2017年の11月に唯一雄猫の黒猫ジジが、2018年5月に黒猫のキキが相次い病気で亡くなってしまい、ミルクとカルアの2匹だけになってしまいました。
とても悲しく辛い時に慰めてくれた2匹の猫達。この子達にはどうにか長生きしてほしいと願っていた矢先の事でした。
カルアの顎下が腫れている事に気づき、どこかにぶつけたのかと思い数日様子見を見る事にしましたが、この時はまさかそれが恐ろしい病気の始まりだとは気づきもしませんでした。
2018年11月26日
でも、2~3日経っても顎下の腫れは引かず、仕事が休みの日に動物病院へ連れて行きました。
人気の動物病院の為、診察までには2時間待ちましたが、キャリーバッグの中ではおとなしいカルア。こういうのを猫を被るというのでしょうか…(車の中では大声で鳴き散らします)
初診の診断結果は…歯茎から膿が出ている為、抗生物質の注射をして2週間様子見。
「それでも腫れが引かない場合は、腫瘍の疑いが有ります」
と、先生に言われましたが、きっと大丈夫と願い2週間待つことにしました。
【診察内容】
膿が出る為、抗生物質の注射をし2週間様子見。
2018年12月13日
抗生物質を投与してから2週間経過しましたが、カルアの顎下の腫れは一向に引く気配はなく、更に大きくなっているように感じました。
再度、カルアを連れて動物病へ行きます。
先生がカルアの口腔内を診察してくださり、「舌の下に腫瘍がありますね」と、俺にも見える様にし説明してくれました。
確かに舌の下に得体のしれない物体は有るが、素人の俺にはそれが腫瘍なのかは正直よく分かりませんでした。
先生の説明によると、全身麻酔で細胞を取って良性か悪性かを診断する事も出来るそうですが、16歳の老猫カルアにとって全身麻酔はリスクが大きい為、まずは腫瘍を抑えるよう、投薬治療をするとの事でした。
俺は家に帰りつくとカルアを抱きしめました。
認めたくないけど「カルアは癌なんだ」と言う事…それが悲しくて悔しくて涙が溢れます。
「何があってもお父さんが守ってあげるからな」とカルアに言うと、カルアはそれに答えるかのように嬉しそうに喉をゴロゴロ鳴らしました。
【診察内容】
舌の下に腫瘍発見。恐らく悪性。
抗生物質の注射とステロイドの錠剤による治療開始。
こうして、俺とカルアの扁平上皮癌との闘いの日々が始まったのです。
第2章へ続きます!
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