【性同一性障害】彼女の両親への挨拶!交際を反対された時の3つの対策

彼氏が両親へ挨拶し、反対されて悩む彼女の写真 性同一性障害

どうも、RYORYO(りょうりょう)です!

性同一性障害者でなくても、彼女の両親へ挨拶へ行くのは緊張しますよね。

でも、それは男としてのケジメなので仕方有りません。

彼女の両親にとっては大事な娘なので、その交際相手・結婚相手となると評価は厳しくなって当たり前なのです。

その相手が性同一性障害だった場合、尚更ご両親からすれば「認められない」と反対される事も有ります。

では反対されたら諦めて別れる方が良いのでしょうか?

彼女に対する想いはその程度のものなのでしょうか?

彼女の両親に交際・結婚を反対された時にどう対応するのがベストなのかというと、アナタの彼女を幸せにしたいと思う気持ち・アナタ自身の事を理解してもらうまでとことん話し合うの事です。

その上で彼女ともよく話し合う事が一番の対処方法なのです。

では、その為にどうしたらいいのかを解説していきます。

彼女の両親への挨拶:カミングアウトはした方がいいのか?

男性のネクタイを直す女性の写真

彼女の両親へ挨拶するタイミングって、交際した時・同棲した時・結婚する時のいずれかですよね。

性同一性障害で性別変更手続をしているのであれば結婚は出来ますが、性別変更していない場合は交際か同性する時が多いと思います。

その際に自分が性同一性障害であるかをカミングアウトするかどうかがまず1番の問題点

結婚するのであればもちろん伝えないといけませんが、交際・同棲の際に伝えた方がいいのか悩むところです。

俺の場合を例に挙げると、彼女の母親に交際・同棲の挨拶へ行く前に彼女から性同一性障害の事は今回は言わないで欲しいと懇願されたので、その時は普通の男性を装いました。

その数か月後には性同一性障害で有る事を伝えましたが、彼女の母親から「自分も誇れる人生ではないから」と、思ったよりあっさりと認めてもらえました。

このようにまずはアナタと彼女が本当に愛し合っている事、アナタが彼女を大切にしている事を知ってもらう事が大事なのかもしれません。

アナタ自身の人間性を認められたら、その後カミングアウトしても受け入れてもらいやすくなる利点は有りますが、ただその後、どのタイミングでカミングアウトするのか分からなくなる事や、それなら初めから言って欲しかったと言われてしまう場合もありかねますので、まずは彼女とよく相談してください。

俺の場合は結果的に認めてもらえたので良かったのですが、出来れば最初から性同一性障害で有る事は伝えた方がいいと個人的には思います。

どの様にカミングアウトすればいいのか?

スーツ姿でお辞儀する男性の写真

カミングアウトする事を決意したのなら、どの様にカミングアウトすればいいのでしょうか?

先程述べたように、ご両親にとっては大事な娘なんです。

まずはアナタの彼女に対する想いを伝えましょう。

カミングアウトしてからでは聞き入れてもらえない可能性があるので、先に伝えておく方がいいです。

具体的には、

・自分の自己紹介

・いつから交際しているのか

・彼女の事をどう思っているのか(彼女に対する感情)

・今後どうしていきたいのか

これらを自分の思っている事を素直に伝えてください。

その上で、自分が性同一性障害である事を伝えましょう。

・生まれた時の性別、現在の生活状況

・治療経験、今後の治療予定

・彼女との将来について

恐らくこれらを伝えたところで、彼女の両親はかなりショックを受けるハズです。

それを前提にそれでも彼女と交際していきたい事や、彼女を大切にしたいと思っている事を再度話してください。

アナタが一番伝えなくてはいけない事は、性同一性障害でいろいろ苦労はさせるけど、それ以上に彼女を幸せにするという事です!

反対される事は当たり前だと思う事!

両親に反対されて話し合うカップルの写真

アナタが性同一性障害と伝えた後、恐らくご両親は悩まれると思います。

あっさり理解してくれる方が珍しいので、反対される事は当たり前だと思ってください。

ご両親にとって大切な娘、普通に結婚して普通に子供を授かる事を願っているのです。

「結婚は?子供は?」と聞かれる事もあるでしょう。

結婚については性別変更すれば出来る事を伝えればいいですが、一番の問題はやはり子供。

結婚して養子縁組で子供を迎え入れるか、体外受精で子供を授かるか、または子供は諦めて2人で生きていくかのどれかになると思いますので、その旨を彼女と話し合ってしっかりと両親へ伝えたください。

厳しいようですが、恐らく全て反対されるでしょう。

だってどの選択肢でもご両親が望む「普通の出産」ではないからです。

大事な娘が目に見えて苦労する事が分かっているのに、「いいよ、交際OK」とは言えないでしょう。

今の社会「性同一性障害」「LGBT」の認知度も高くなり、受け入れてくれる人も多くなってきています。

でもそれは第三者だからです。

当事者の両親や家族が受け入れてくれるのは身内だからです。

きっと彼女のご両親も職場で性同一性障害の人がいたり、友人の子供が性同一性障害ならば「そうなんだね、全然問題ないよ」と思うでしょう。

でもいざ自分の娘の彼氏が性同一性障害だったとすれば、それは全くの別問題。

第三者としての客観的な考えではなくなるからです。

その場で娘と別れてくれと言われる場合も有りますし、「ちょっと考えさせてほしい」「今それを聞いて認める訳にはいかない」と言われる事もあるでしょう。

その場合は、一旦退きましょう。

反対されて諦めるのではなく、その日はこれ以上アナタがいろいろ言っても聞き入れてもらえないからです。

ご両親にも考える時間を作ってあげてください。

どれだけ反対されても「本日はお時間いただきましてありがとございます。もう一度彼女ともよく話し合ってみます。ただ自分の○○さんに対する想い、大切にしたい気持ちは変わりませんので、後日改めてご挨拶にお伺いします」と言って去りましょう。

彼女の両親に反対されてから3つのやるべき事!

悩む男女の写真

では彼女の両親に反対されたらどうすればいいんでしょうか?

まずはその日に彼女といろいろ話し合ってください。

反対されたからと言う理由ではないですが、彼女と話し合って別れを選択する形になってしまったのであれば、それはそれで仕方の無い事かもしれません。

もし、それでも一緒に生きていきたいと覚悟するのであれば、両親に納得してもらい理解してもらう事が大切です。

きっとそれはアナタ自身分かっていると思いますので、その理解してもらう方法を3つ提案します。

①一番の理解者である彼女からの説得

話し合う男女の手元の写真

きっとこれが一番有効的です。

大事な娘から一生懸命に伝えれば、両親も納得せざるを得ない状況になります。

ここで大事なのは、アナタの魅力を伝える事では有りません。

アナタとの未来しか考えられない事を伝えてもらいましょう。

この時に両親から言われそうな事についても、しっかり説明できるようにしておきます。

・現在仕事ではどの様にしているのか(職場にはカミングアウトし受け入れてもらえているなど)

彼氏の両親・家族はなんと言っているのか

・今何か不便な事はないのか

・彼女の周りの人は彼と付き合っている事をどう思っているのか

・結婚はどうするのか

・子供はどうするのか

両親から聞かれない場合でも、最低でも上記の事はしっかりと説明できるようにしてもらいます。

ただし、マイナス面になる事は極力控え、マイナス面があってもそれをどう対処しているのかが重要となりますので、その対処方法もしっかりと説明しましょう。

一番は結婚・子供についてなので、彼女がそれでもいいと思っている意志を伝えてもらいましょう。

②両親へ手紙を書く

手紙を書いている写真

アナタがやるべき事は、彼女の両親へ手紙を書く事です。

なぜ手紙?と思うかもしれませんが、誰かに思いを伝える手段として「手紙」は有効的だからです。

出来ればアナタ自身の事を知ってもらう為、これまでの事も記載した方がいいですが「自分はこんなに素晴らしい人間だ」というアピールはNGです。

これまでの経験と苦労した事などを含め、それを全部認めた上でそれでも好きだと言ってくれた彼女の事を幸せにしたい、生涯守りたい事など、今までの自分があって彼女と出会えた事で今の自分がいる事を記載してください。

それから、ご両親が一番ネックに思ってる事について、熱意を持って説明してください。

例えば子供を作る事は出来ないが、彼女が望むなら体外受精も考えている事など2人でこういう風にしていく事、それは彼女も納得しているのだと。

最後には、ご両親にも迷惑をお掛けする事に対しての謝罪と、認めてもらえる様な男になる事を書くといいでしょう。

③上記2通りをしてから、再度挨拶へ行く

彼女の両親へ挨拶に行くカップルの写真

彼女の後押しと、手紙での熱い想いがどれくらいご両親に伝わったかは不明ですが、その後もう一度きちんと挨拶に行きましょう。

その際にはまだ認めてもらえないかもしれませんが、誠意を示す事が一番大事な事ですので、彼女を本当に心から愛している、幸せにする事は毎回伝えてください。

頑なに認めてもらえない場合も有りますので、その都度彼女の気持ちを確認し、2人で乗り越えられるようにしましょう。

彼女の両親への挨拶!交際を反対された時の3つの対策

抱きしめ合うカップルの写真

彼女の両親への挨拶は本当に緊張するものです。

それが俺達「性同一性障害者」となれば、更に緊張してしまうのは仕方有りません。

普通の男性なら、よほどの事がない限り反対される事はないでしょうが、性同一性障害者の場合は、認めてもらえない事を前提に挨拶にいかないといけないからです。

中にはすごく理解してくれてすぐに許してくれるご両親もいるでしょう。

俺の場合は彼女がシングルマザーだったという事もあるかもしれませんが、何も反対される事はなく今でも仲良くしてもらっています。

でも、そういう事はマレだっと思ってください。

反対される事を前提に、特に結婚・出産について事前に彼女と話し合っておき、質問された際ははっきりと自信を持って答えてくださいね。

反対されても2人で乗り越える強い意志を持っていれば大丈夫です!

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