どうも、愛猫家のRYORYO(りょうりょう)です!
病院嫌いな猫って多いですよね。
我が家も以前は4匹猫を飼っていて(現在は1匹)、4匹とも病院嫌いでした。
もうキャリーケースを見せた途端に、みんな逃げていきます(笑)
普段どこかに連れて行く事もないですから、『キャリーケース=動物病院行き』って警戒されてしまってます。
同じ様に、愛猫を病院へ連れて行く際に、嫌がったり暴れたりするのに困っているあなた、猫は本当に病院が嫌いです。
でも、病院へ連れて行かないといけない時は必ず有りますから、動物病院へ猫を連れて行く方法について説明します。
キャリーバックの恐怖心を取り除く
猫の中では『キャリーケース=動物病院行き』と思っている猫が多いです。
(あのケースに入ったら怖い所に連れて行かれる…)
と、キャリーケースを見たら逃げ隠れてしまう猫もおり、病院へ連れて行く前から、飼い主と猫の戦いが始まってしまいます。
では、そんなキャリーケースにすんなり入ってくれる方法はないのでしょうか?
①普段からベッド変わりなどに使う
キャリーケースにすんなり入ってもらう為には、まずはキャリーケースに慣れてもらう事です。
普段から猫の目に入る場所へ置いておくといいでしょう。
また、自分からこの場所は安全だと認識してもらう為に、中にクッションや毛布を敷いてベッド代わりにしておくのも1つの手です。
または、ちゅーるなどのおやつを与えるのをキャリケースに入った時などにしておくと、キャリーケース=安全な場所と認識が変わるのでオススメです。
②キャリーケースに入れて動いてみる
猫がキャリーケースは安全な場所だと認識したら、宙に浮かせて家の中でもいいので数分歩いてみましょう。
この『宙に浮く』と言うのが猫にとってはストレスなんです。
もしあなたが箱に入れられて、その箱が宙に浮いたら怖くないですか?
自分の体が自分の意に反して地面から浮くのって、恐怖心でしか有りませんから、まずはキャリーケースを持ってそのまま歩いて、揺れなども体感させておけば少しずつ慣れてくるでしょう。
③動物病院へ行く事を悟られないようにする
飼い主であるあなたが出掛ける用意をして、無理にキャリーケースに入れようとすれば、猫は何か悟って逃げ隠れてしまう可能性が有ります。
俺はいつもこれで失敗します。
もう行く準備万端でキャリーケースを用意するので、さぁ猫をっと思った瞬間には猫の姿は有りません(笑)
最近は先に猫をキャリーケースに入れてから準備するようにしています。
④キャリーケースを立てる
キャリーケースに入れる際にてこずってしまう場合は、キャリーケースを立てて猫を入れるのがオススメです。
猫を捕まえてそのままストンと下に落し入れる事が出来るからです。
ただ、下に敷いているシートなどがぐちゃぐちゃになる可能性も有りますので、予めテープで止めておくか、猫を入れた後に調節してください。
⑤洗濯ネット、洗濯かごを使う
それでも暴れてキャリーケースに入れられない場合は、洗濯ネットに入れてからキャリーケースに入れる方法もオススメです。
この場合は、動物病院での診察の際も暴れる事が無い為、重宝されます。
洗濯ネットにも入れられない場合、洗濯かごに猫を入れて雑誌などで蓋をするのもオススメです。
万が一急病でキャリーケースがない場合も、洗濯かごなら代用出来るので便利です。
自宅から動物病院へ向かう移動中の対応
どうにかこうにかキャリーケースに入れたので、後は動物病院へ連れて行くだけなのですが、動物病院へ向かう車内でも猫は必至で行く事に抵抗します。
キャリケースの中でソワソワしたり、ずっと鳴いていたり、中には車酔いする猫もいます。
我が家の愛猫はひたすら鳴きまくり、長時間移動となると車酔いして吐いてしまう事も有ります。
そんな動物病院までの移動中の対応について紹介します。
①同行者がいる場合
同行者がいる場合は、猫に話し掛けたりキャリケースの扉を少しだけ開け、撫でてあげましょう。
猫にとって車中は得体のしれない不思議な乗り物です。
車が動いている事は肌で感じているのかもしれませんが、普段していない経験の為やはり恐怖心でいっぱいです。
しかも、恐らくキャリーケースに入れられ車に乗せられたという事は、動物病院へ連れて行かれる事も悟っているハズですから鳴いて訴えます。
アニメなどで子供を歯医者へ連れて行く場面で、子供が必死で抵抗するのと同じだと思ってください。
とにかくなだめて落ち着かせてあげましょう。
②1人で向かう時
同行者がおらず1人で病院へ連れて行く場合は、常に撫でる事は難しいので、その場合は優しく名前を呼んであげましょう。
飼い主が傍にいる事で安心する事もあります。
信号待ちの間にそっと撫でてあげるといいでしょう。
ただ、我が家の猫はこの方法でも一瞬は落ち着くもののずっと鳴きっぱなしです(汗)
③キャリーケースに布を被せる
キャリーケースに布を被せて暗くしてあげる事で落ち着く猫もいます。
出来るだけ外が見えないようにして、キャリーケース全体を覆えるようなものがいいですね。
ブランケットなどがGOOD!
動物病院での落ち着かせ方
いよいよ動物病院へ到着です。
この時の猫の心情としては、きっとガクガクブルブルものです(笑)
飼い主以外の人の臭い、他の動物の臭い、医薬品の臭いなど、猫にとっては居心地の悪い場所です。
では待合室で待機中、診察中はどのようにすればいいのでしょうか。
①待合室
待合室でも他の動物の臭いや姿が見えないように、キャリーケースを布で覆ってあげましょう。
それでも鳴いていたり、震えている場合はそっと撫でてあげましょう。
俺の行く動物病院はすごく人気で、いつも待ち時間が2時間程です。
時間が掛かる場合は、車に戻り車で待機している事も有ります(診察前に携帯電話に連絡が入ります)
また、動物病院側で診察まで猫を預かってくれるので、預ける時も有りますが遠くから愛猫の鳴き声がずっと聞こえるので、ちょっと申し訳ないと思っています。
車で待機や猫を預かってもらえるかなどは動物病院へ確認してください。
②診察室
いざ診察室に入って、キャリーケースを開けても猫が怯えて出てこないなんて事も多々あります。
無理に引っ張り出そうとせず、ゆっくりと出してあげましょう。
出来れば上が開くキャリーケースだと、万が一猫が出てこない場合でも上から診察してもらえる可能性があるので、できれば上も開くキャリーケースを選んでおくのもポイントです。
また、獣医が来た時も獣医側に向けるのではなく、出来るだけ飼い主側に顔を向けます(診察で必要な際は獣医が向きを変えてくれます)
いきなり知らない人に顔を見られたら、警戒して『シャー』と威嚇する可能性もあるので、なるべく飼い主の顔を見せて落ち着かせ、病気の症状などを話してください。
診察中は猫が暴れる場合も有りますので、助手さんと一緒に優しく押さえてあげましょう。
この時に手足を掴んで押さえるのではなく、出来れば猫の肩辺りを押さえてあげるのがベストです。
診察が終われば、キャリーケースの中に優しく入れてあげます。
我が家の猫はキャリケースを開けたら、すぐに入ります(行く前は全然入ってくれないのに…)
まとめ:嫌がる・暴れる猫を動物病院へ連れて行く方法
やっと自宅に戻ってきたから、もう安心です。
住み慣れた場所でも、自宅に帰った時は猫はまだ警戒しています。
キャリケースの蓋を開けて自然に出てくるまで待ちましょう。
猫が自然と出て来たら、餌や水を用意してあげましょうね。
だんだん落ち着いてくると、自宅に戻ってきた安心感に変るのでそうなるともう大丈夫です。
本当にこの一連の流れ、意外と大変なんですよね。
出来れば動物病院へ連れて行く事がないように、愛猫の健康管理をしっかりしましょうね。
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