【性同一性障害】真っ平らな胸はFTMの憧れ！その覚悟は大きな1歩に繋がる！

こんばんは、RYORYOです！

前回「胸オペ（乳房切除）」について記載しましたが、今回は胸オペから6ヶ月経過後、乳頭縮小術（乳首形成）したお話です。

よく、胸オペについてのブログは見かけますが、乳頭縮小術のオペの記載は見かけません。

胸オペをした後、少しずつ乳首も小さくなるとの事ですが、どうせなら男性の様な小ささまでにしたいと思い、今回挑んだ経験を披露します。

胸オペからやっと半年！待ちに待った乳頭縮小術！

胸オペから6ヶ月も経つと痛みはほとんどなく、お腹まで広がった内出血も元通りになりました。

そのままでも全然問題は有りませんでしたが、乳首をもう少し小さくしてより男性の体に近づけたいという願望から、乳頭縮小術をすることに決めました。

病院は同じ「ナグモクリニック」ですが、この半年で俺は大阪から大分に引っ越しをした為、大阪院から福岡院に転院です。

こういう時、いろいろな地域に系列の病院があるのは有難いですね。

ということで、いざ福岡まで手術を受けに行きます！

手術時間は30分ほどで日帰り手術となる為、彼女についてきてもらいました（帰りの運転が出来ないからです）

今回は局所麻酔との事ですが、これが相当痛い！いや痛いってもんじゃない位痛い！！

胸の横から麻酔の注射を入れ、中で針を動かしながら数か所に麻酔を入れる感じです。

胸の中で針が動く度に激痛！手も足もグーにして歯を食いしばります。

今まで病気や怪我で手術してきましたが、これが一番痛かったと思います。

でも、これが終われば俺は堂々と上半身裸になれる！

人前でだって着替えられるし、海にだって行ける。

とにかく明るい未来を想像して痛みを堪えました。

これから手術を受ける方をビビらせるつもりは有りませんが、これは覚悟しといた方がいいです、本当に！

手術は本当に短時間で終わり、途中で先生が確認の為に鏡越しに乳首を見せてくれましたが、腫れててよく分からず、先生の「男前の乳首になった」と言う言葉を信じてOKしました。

数週間経つとかさぶたも取れ、真っ平らな胸に小さな乳首を見るたびに嬉しくなりました。

まずは海だー！でもシャワーは困る…。

真っ平らな胸になったので、海水パンツをはくだけで海に入れるんです。

それが一番楽しみでした。

今までは、ナベシャツを着て上のTシャツを着たままの遊泳で、その格好だとプールには入れません。

なので、上半身裸で思う存分海水浴を楽しみました。

ですが！ヒリヒリと日焼けした上半身を洗い流そうとシャワー室に行ったものの、たじろいでしまいました。

上半身は男性の体になりましたが、下半身は女性のまま…。

海の家のシャワー室、当たり前ですが、シャワーを浴びて着替えるまではみんな丸裸なのです。

（やばい、どうしよう…）

本気で焦りましたが、とにかく海水パンツを脱いで後ろ向きで全身にシャワーを浴び、脱いだ海水パンツとバスタオルを抱きかかえる様に前を隠し、着替えの所まで行くと一気にトランクスを履きました。

（ふぅ…なんとかセーフ）

上半身が男性の体になって後先考えずに浮かれてしまいました。

くれぐれも海水浴の際は、シャワー室に気を付けてくださいね。

胸オペをして本当に良かったと思う今日この頃！

乳房切除と乳頭縮小術を経て、男性の上半身になり、早くも15年経ちます。

この歳になると特に海水浴には行きませんが、胸を隠したり気にすることがなくなった分、すごく解放感を感じています。

15年前のオペなので、少し形に難は有りますが、満足しています。

だから、もし胸オペに悩んでいるのなら、絶対にした方がいいと思います。

俺は小さかったのであまり傷跡も分かりませんが、胸が大きい人だと術式も異なる場合があるので、先ずは医師と相談してください。

もちろん健康な体にメスを入れるのは抵抗があるかもしれないし、親からもらった体ですので、悩むのは仕方ないと思います。

でも、1歩踏み出す覚悟が出来れば、もっと世界は広がります。

このブログがあなたの大きな1歩に繋がれば良いと願います。