どうも、RYORYO(りょうりょう)です!
前回は俺のだらしない生活を披露してしまい恥ずかしい限りです。(詳しくは「借金返済に追われる極貧生活の乗り越え方」をご覧ください)
いやぁ、本当に借金はするもんじゃないですね~、と思いながらも俺はこの後、更に借金をする事になりました。
返して⇔借りての繰り返しで減らない借金!
大分県へ引っ越しても就職がなかなか決まらず、生活費の為に借金が増えていきました。
毎月返済だけで5万6千円…。返せません…。
毎月利息だけ返済する事も有りましたが、返しては借りての繰り返しで全く元金が減りません。
なんとかパチンコ屋でバイトが決まりましたが、手取り13~15万円位なので生活費を差し引いたらマイナスです。
どんどん借金は増えていくばかりで、本当に蟻地獄の様に抜け出せなくなってました。
借金返済の事で考えすぎて夜も眠れない日も有りました。
そんな時、知り合いから「債務整理」した事を聞き、俺にも勧めてくれました。
もちろん自分で借りたお金はきっちり返さなければいけません。
ですが、利息が半端なく高いんです。
はっきりした額は覚えてませんが、5万6千円返済中の3万円程は利息分です。
なので、その利息の部分を法律に沿った利息に計算しなおし、毎月の返済額を減らせる事が出来る「債務整理」を、俺もする事にしました。
かと言って、弁護士に知り合いはいないので、ネット検索を行い司法書士に相談することにしました。
債務整理とは
【債務整理とは】
正しい利息にあった計算を行い、現状の借金を減額したりする法的な手段。
債務整理の種類は4種類有ります。
任意整理
債権者と直接交渉し、借金の返済額や総額を見直す。
返済額が減少され、それ以降の利息は発生しない。
任意整理後に元金を3~5年かけて返済していく必要が有る。
特定調停
簡易裁判所の調停手続きによって、債権者と借金の減額や返済方法を話し合う。
調停委員が間に入って話を進めてくれるので簡単。
成立後は調停調書に従って支払いする必要が有る。
個人再生
裁判所に申立をして、借金を大幅に減額してもらう。
借金の一部を3年で支払う条件等で、借金を5分の1程度に免責してもらう事が出来る。
自己破産
裁判所に破産申立書を提出し、免責許可をもらう事で借金を0にする。
借金をゼロにできる代わりにさまざまな規制を受ける事になる。
【債務整理のメリット】
弁護士・司法書士に相談し、債権者へ返済をストップしてもらえる。
借金が大幅に減少され、月々の支払いも少なくなり負担が軽減される。
過払い金(過去に借金を返済していた場合、払い過ぎた利息を取り戻すことが出来る)の手続きもしてもらえる。
【債務整理のデメリット】
弁護士・司法書士・裁判費用が掛かる。
債務整理後は5年~10年は信用情報機関にブラック登録されるので、借入やクレジットカード等が作れなくなる。
弁護士・司法書士に相談するだけ、後は待つだけ!
俺は司法書士事務所へ行き、今までの借金の経緯等を話しただけで、後は全て司法書士が手続を行ってくれました。
特に何も自分ですることはなく、司法書士からの連絡を待ち、1ヶ月程したら再度来てくださいと連絡があった為、司法書士の事務所へ向かいました。
債権者との和解についていろいろと教わり、ただ元金の総額が140万円を超える事案については、司法書士は扱えない(弁護士のみ扱える事案)為、ここからは自分で債権者との和解交渉を行いました。
和解交渉と言っても債権者に連絡し、送られた減額請求で問題ないかの確認の様な感じで、「これで問題ないので、5年間月々2万6千円の返済で和解します」と伝えただけでした。
後日自宅に月々の返済計画書が届き、再度返済が始まりましたが、月々の返済額が3万円も減額されたので、無理なく返せる様になりました。
その間に仕事も変わり収入も少し上がった為、月々3万円ずつ少し多めに返済し、5年弱で完済しました。
まとめ:2度と借金はしたくない!
はっきり言って、もう2度と借金はしたくないです。(ローンは別です)
軽い気持ちで借りたつもりが、大変な事になります!
もし本当にお金に困った時は、恥をしのんででも身内に打ち明けて借りる方が賢明と思います。
「借金が借金を生む」とよく言いますが、本当にそうです。
これは経験したから分かった事です。
借金は本当に怖いです。
自分の人生を台無しにしてしまう恐れも有ります。
もしあなたが借金を抱えて悩んでいるなら、まずは弁護士や司法書士に相談してみましょう。
弁護士費用等についても相談すれば分割等にして頂けるので、まずは行動に移すべきです。
明るい未来の為に、その借金問題から解放される事を願います!
コメント