どうも、転職経験豊富、様々な職種で働いてきたRYORYO(りょうりょう)です!
俺はバイト・派遣・正社員含め実に21社も働いてきました。
しかも職種も様々で「1社で長く働く方がいい」と思っている人にはあまりいい印象ではないかもしれませんね。
でも、俺はそれが自分の経験に繋がっていると思っていますし、様々な職種で働いたからこそいろいろな知識も兼ね備えられたので、結果的には良かったと思っています。
しかも、別に2~3ヶ月で仕事がイヤになって辞めた訳ではなく、そのほとんどで仕事を任せてもらえる立場や、幹部クラスまでになっているので根性がなくて次々転職している訳ではありません。
それはさておき、そんな転職経験豊富な俺ですが、これまで仕事の引き抜きをされた事が3回程有ります。
その経験を元に、今別の会社から引き抜きをされているあなたへ、どうするのが正しいのかを教えます。
仕事引き抜き:それは素直に喜ばしい事!
仕事の引き抜きと言えば、水商売や風俗・芸能界などを想像しますが、実はいろいろな職業でも引き抜きというものは存在します。
特に接客業などはそのお客様が実は同業者のお偉いさんで、あなたの接客態度・仕事ぶりを見て「うちで働いて欲しい」と引き抜き話をされる場合も有ります。
上の3つの職種以外にも、エステや保険外交員などもよく聞きます。
後は、派遣社員がその会社へ正社員として引き抜きされる事も有りますね。
冒頭でもお伝えしましたが、俺は過去に3回仕事の引き抜きをされています。
①高校から5年バイトしていた弁当屋で短大卒業後に本部で働かないかと引き抜き
②パチンコ店で働いていた時に、別会社のスロット専門店から引き抜き
③派遣で工場勤務していたところ、別の派遣会社から引き抜き
この話をされた時の正直な感想は・・・。
めっちゃ、嬉しい!!
でした(笑)
だって、普通に働いていただけですよ。
それを誰かがしっかり見てくれていて、その上「うちで働いて欲しい」と言われるのはそれだけで自分の事を認められたって事なんです。
それって単に嬉しい事です。
確かに世の中には怪しい勧誘やスカウトもあるので注意が必要です。
あまりにおいしい話なんかには、注意してくださいね。
あなたが今、別の会社から引き抜きされて悩んでいるとすれば、まずは素直に喜びましょう。
いや、むしろ喜ぶべきです!
あなたの仕事ぶりが評価されたって事ですから。
先程行った詐欺まがいのスカウト以外で、ちゃんとした会社であれば使えない人材を引き抜く事は有りません。
悩んだり断ったりする前に、まず喜んでから次にどうするか考えましょう。
仕事引き抜き:転職するのか断るのかを考える
引き抜きの話をされて思いっきり喜んだ後は、その話をどうするか考えましょう。
あなたの未来に関わる事ですので、慎重に考える必要が有ります。
それではどんなところに注意して考えるのかをみていきましょう。
①引き抜きは違法ではないのか?
別の会社と言っても、恐らくは同業者である事がほとんどですので、その場合違法になるのでは?と考える人も多いです。
これについては、日本国憲法22条『職業選択の自由』が有りますので、今の会社を退職して転職するのであれば何ら問題有りません。
ただ、以下の場合は会社から損害賠償を請求される場合も有りますので、ご注意を!
・退職していない内から、引き抜きの会社で働く
・会社の機密事項・顧客リストなどを持ち出す
・他の社員にも声を掛けて、一緒に引き抜きの会社へ転職する
など、会社へ不利益をもたらす様な行為、常識外の行為をすれば訴えられる可能性も有ります。
でも、自慢げに引き抜かれた話などはしないでしょうし、きっちりと業務を全うし円満退職すれば問題は有りません。
②給料・待遇面が今の会社より勝っているか
引き抜きする側としても、給料や待遇面が今の会社より劣っているのに引き抜きしようとは思わないでしょう。
あなたが優秀な人材で働いて欲しいのであれば、給料や待遇面は今の会社よりかなり優遇されうハズです。
ただ、その条件だけで判断するのは待ってください。
給料や待遇は良くても、働く環境や労働時間(残業の有無)・仕事内容などで、もしかすると今の会社より過酷な場合も有ります。
その会社のリサーチをする事はとても重要です!
・会社の規模や従業員の定着率
・残業の有無
・職場の環境
・自分に与えられる仕事内容
・自分に期待されている事
・求人を出しているのであれば、求人情報もチェック
など、あなたが疑問に思っている事は必ず確認しておいてください。
単にその会社の求人に応募すると考え、その際にこの会社のここが気になるってところを聞いておけばいいでしょう。
③なぜあなたを引き抜きたいのか?
恐らく引き抜きの話をいただいた時に説明されるでしょうが、これはとても重要です。
あなたのどういうところを見てどう感じて引き抜きしようかと思ったかの経緯です。
あなた以外にも他の従業員がいる場合は、なぜその人ではなく自分だったのかですね。
俺が工場の派遣で働いていて、別の派遣会社から引き抜きをされた時、大手企業の工場でしたので派遣社員は他にもいっぱいいました。
その中からなぜ俺だったのか、それは分からない事を質問し、教えてもらったは確実に迅速に対応していたからだそうです。
いや、働いている以上それが普通だと思っていたので、それを評価されたのはちょっと意外でした(嬉しかったですけどね)
なので、なぜその会社へ引き抜きをしようと思ったのかを再度確認しておきましょう。
④転職する意思はあるか?
引き抜きをされた会社へ転職するとなれば、当然ですが今の会社を退職する必要が有ります。
そこで、あなたは今、転職する意思は有りますか?
元々転職しようと思っていたのなら、チャンスですね。
でも、全く転職は考えておらず今の会社が働きやすい環境であれば悩みますよね。
その環境を変えてまで転職するか、そのまま今の会社で働くか…。
実際に働いてみないと引き抜きの会社がどんな会社かは分かりません。
大きな賭けともなるでしょう。
と同時にそれは大きなチャンスでもあるのです。
だから、本当にあなたがどうしたいのか、あなたの未来が明るくなる方はどちらなのかを判断する事です。
⑤望む未来があるか?
引き抜きされる条件として、役職に就けるなども有ります。
例えば今の会社で出世が見込めない場合などなら、良い条件となるでしょう。
バイトや派遣の場合は、正社員への引き抜きなら有難い話ですね。
あなたがこの先望む未来がそこの引き抜きの会社にあるのかを考えましょう。
仕事引き抜き:決断した際にやるべき事!
さぁ、意志は固まりましたか?
転職するにせよ、断るにせよ、あなた自身が決断したので次に進みましょう。
では決断後にどうするのかをそれぞれみていきましょう。
①転職する場合
引き抜きの会社へ転職を決意したのであれば、まずは入社日について話をしておきましょう。
今の会社を退職しないといけませんので、入社日を考慮してもらえるかです。
決意が決まっても「明日から出社して」など言う会社なら、やはり辞めた方がいいので(そんな会社はないと思いますが)
まずは、退職するまでにどのくらいかかるのか、いつ退職出来るのかが問題となります。
それに伴い、今の会社へ退職届を提出しましょう。
退職理由は「一身上の都合」で問題有りません。
上司から何か聞かれた場合は引き抜きの話は伏せ、転職したい事などを説明しましょう。
退職するまではそこの会社の一員ですから、退職日までは業務を必ず全うしてください。
退職するまではそこの会社の一員ですから、退職日までは業務を必ず全うしてください。
退職したのであれば、続いて引き抜きされた会社へ入社の手続きを行います。
恐らく入社日にいろいろと手続きがあると思いますので、入社日を待つだけですね。
②辞退する場合
せっかくの引き抜き話ですが、いろいろと悩み考えた挙句『辞退』する事を選択してしまった場合は、引き抜きされた会社へその旨を伝えます。
きっと理由を聞かれるハズですので、その理由をきちんと説明できるようにしておきましょう。
・今の会社で働いていきたい理由
・その会社へ転職出来ない理由
・または別の職種に就きたいや、やりたいことがあるなど
無理強いはされないと思いますので、お断りの謝罪をしておくことが大事です。
これはもし何かあった時や、今後また何かの機会でお世話になる可能性もあるので、しっかりと挨拶だけはしておきましょうね。
あとは今の会社で勤務を続ける場合、そのまま何もなかったかのように働けばいいです。
別の会社から引き抜きされたらどうする?
ここまで読んでくださったあなたは、きっともう決断された事でしょう。
その回答が転職でも辞退でも、どちらでもいいんです。
中にはせっかくのチャンスを…って言う人もいますが、先程も述べたように転職したからと言って、その会社があなたの望む会社ではない可能性だってありますから。
ちなみに俺は過去に3回引き抜きをされたと言いましたが、その内1回だけ引き抜きされた店へ転職しました。
スロット専門店です。
これは単に条件が良かったので転職しましたが、その後とんでもない事がいろいろとあり、結局店長代理までしましたが、1年程で退職しました。(←ね、こういう事もあるんです)
辞退した弁当屋はバイトだったので、それを本業にしたいと思わなかった事と、派遣から別の派遣への引き抜きも条件はとても良かったんですが、派遣じゃなくて正社員で働く事を考えていた時期だったので、申し訳ないですが辞退させていただきました。
でもしばらくはその後も、その引き抜いてくれた人とは連絡取ったりしてましたし、やっぱりそういたた人と人の繋がりは大切にしておくべきですね。
まぁ、俺の引き抜き話はあまり参考にならないかもしれませんが、あなたという1人の人間の仕事ぶりを優秀だと評価された事は素直に喜ばしい事で、あなた自身がこの先どうしたのかをしっかりと考えて決断してください!!
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