どうも、RYORYO(りょうりょう)です!
俺には10歳の頃から「小説家になる」という夢が有ります。
現在はブログに集中していますが、ブログで稼げるようになればいずれ小説も執筆する予定でいます。
そんな俺と同じように、小説家を夢見るアナタ!
・どうすれば小説家になれるんだろう
・才能ないからなぁ
・小説家で食べて行くのは難しそう
と、悩みはつきませんよね?
俺も実際そうでしたし(未だに叶っていませんが)、同じ境遇だからこそアナタの悩みに真剣に向かい合えます。
小説家になる方法は、ひとかけらの才能よりも書き続ける努力が大切なんです。
その理由を説明していきます。
小説家になる5つの方法!
現在のようにインターネットが普及していない頃は、原稿用紙に手書きかワープロで小説を書き上げ、いろいろな出版社が主催している「○○大賞」などに投稿するか、直接出版社へ持ち込みするしか方法が有りませんでした。
俺が小説家になろうと思ったのは10歳の頃で、今から34年も前の事となります。
パソコンなんて物はどこかの研究所や大きな会社などにしかない時代です。
主流は「ワープロ」で、ワープロも今のPC程の普及率は有りませんでした。
小学校から帰ると原稿用紙にえんぴつで一生懸命物語を書いていたのを覚えています。
中学校・高校では授業中も先生の目を盗んではノートの下に別のノートを置き、小説を書いていました(先生、ごめんなさい。言い訳:でも成績は結構良かったので問題なしって事で…)
でも今ならPCでスラスラと小説を書けるので、すごく楽になりましたね。
では、実際に俺の投稿した体験も含め、小説家になる方法方法を順番に説明します。
①出版社主催のコンテストに応募する
文学賞と言えば思い浮かぶのが「直木賞」「芥川賞」ですが、これはその年に発表された小説の中から決まるので、一般公募は有りません。
各出版社が主催している小説公募がありますので、ジャンルや原稿枚数・締め切りによって異なりますので、自分の応募したいコンテストにドンドン投稿してチャレンジするしか有りません。
「小説 公募」などで検索するといろいろ出てきますので、一度検索してアナタが投稿出来る文学賞を探してみてください。
せっかく書き上げても、どこかに出さない限り誰の目にも止まる事は有りませんので、落選してもドンドン応募してみましょう。
ちなみに俺は高校生の時に1度だけ応募した事が有ります。
当時講談社から出版されていた、少女小説「ティーンズハート」という文庫の文学賞で「ティーンズハート大賞」に応募しました(残念ながら今は有りません)
結果は・・・一次審査通過(約1,000作の中から50作選考)
残念ながらその後の二次審査で落選となりました。
でも、1,000作の中から50作に選ばれただけですごく嬉しかったですね。
未だにその発表された用紙(発表は新刊に挟んであるチラシみたいな広告でした)は大事に残してます。(改名前の本名が記載されているので、お見せできませんが…)
そこからも小説は書き続けてはいたのですが、未完結作品ばかりで応募するまでに至りませんでした。
でも、きっと書き続けていればいずれ別の作品で二次審査まで通ったかもしれないですね。
大賞作品1作ですがその狭き門に掛けてみるのもいいですし、先程も言いましたがどこかに出さない限り日の目は見られませんから、ドンドン投稿していきましょう。
②WEBサイトへ投稿する
現代ではインターネットも普及し、WEB上に小説を投稿出来るサイトが数多く有ります。
ほとんどが無料で登録でき、自分が執筆した小説を他の方に読んでもらえます。
これってすごいチャンスだと思いませんか?
先程言ったように、一昔前まではそんなサイトもなく、原稿用紙に書きあげて文学賞へ応募しなければいけませんでした。
その際も読んでもらえるのはその文学賞の審査員だけ。
落選したら他の人には読んでもらえません。
でもWEBサイトで小説を投稿すれば、多くの人に読んでもらえるチャンスがあるのですから、もうドンドン投稿していきましょう。
その中で注目を浴びたりすれば、運営会社から連絡があり書籍化してもらえる可能性だってあります。
今はこれが一番、小説家になる近道だと言えるでしょう。
ちなみに俺も20年程前にモバゲーで小説を投稿していました。(現在モバゲー小説は「エブリスタ」に変ってます)
最高順位・・・大分県1位 / 全国最高12位 (小説を投稿している1年くらいは順位をキープ)
その頃ちょうどモバゲー小説で書籍化されたのが『王様ゲーム』ですね。
小説投稿サイト『エブリスタ』では、年間300冊以上が書籍化されているとの事ですので、とても狙い目かもしれません。
ただ、簡単に小説を投稿出来るので、ライバルはかなり多いのが難点です。
③出版社へ直接持ち込む
直接出版社へ行き、「自分の原稿を読んでください」と直接売り込みに行く事です。
ものすごく勇気と覚悟と自信がいる事なので、あまりする人はいません。
実際に持ち込みしても読んでもらえているのかも分かりませんし、そこから書籍化になる可能性は極めて低いです。
でも出版社の担当者に熱意が伝われば、雑誌の連載などの話もあるかも。
これは俺も実際にした事がないので、詳細な事は不明ですが、勇気と覚悟と自信があれば実は一番の近道かもしれませんね。
後は、担当者から読んだ感想や良い所・悪い所も教えてもらえる可能性があるので、普段多くの編集や書籍に携わっている人のアドバイスだけでも貴重なモノとなります。
ただ、急に持ち込みしても受け付けてもらえない可能性があるので、事前に電話で確認しましょう。
④自費出版する
①から③の方法でもダメなら、もう自分で本を出してしまいましょう。
その方法が『自費出版』です。
とは言え、1人で印刷会社の手配や書籍販売となるとかなり難しいです。
これは俺も実際に1から書籍販売まで全て行いましたが、本当に難しい事だらけでした。
ちなみに俺の小説ではなく、叔母の小説を出版しました。
自費出版の方法については、下記の記事をチェックしてください↓↓↓
1人で自費出版するのは難しいんだ・・・と諦めないでください。
自費出版についても今では専門の業者へ依頼する事が出来ます。
業者によってどこまでの範囲を受け持ってもらえるかは、そのサイトの契約内容をしっかりと確認してください。
自分の小説を世に出す事が出来ますが、何も宣伝しなければ書店の片隅で誰の目にも触れられないので、しっかりと宣伝もしましょうね。
先程の自費出版の記事の第3段に売り込み方法も記載してますので、併せて確認してください。
ちなみにこの『自費出版』のデメリットは、費用が掛かる事。
印刷部数や専門業者によっても変わってきますが、50万~100万円前後は掛かるので、その辺りもしっかりと頭に入れて決めてくださいね。
⑤専門学校へ通う
はっきり言って俺もそんな専門学校があったなんて知りませんでした。
『小説家 専門学校』で検索するといくつか専門学校が出てきます。
ほとんどがデザイン系の専門学校で、その中に『小説創作科』などの学部があるようです。
小説の指導を受けて自分の小説の良い所・悪い所を見つめ直すのにはすごくいいと思います。
それに強みは専門学校を卒業したら、コネが出来る事。
その指導してくれる講師が有名な方であったり、しっかりと小説の基礎などを学んだという実績で、出版社などと繋がりを持てる可能性が広がります。
ちなみに俺はこんな専門学校があるのは知りませんでしたが、短大に行く際に「小説創作の講義があるところにしよう」と思い探したところ、埼玉県と群馬県にそれぞれ1校ずつありましたので、どちらも受けて結局第一志望の群馬県の短期大学に通いました。(現在は分かりません)
その短大での「小説の創作」の講義は、与えられたテーマで小説を書き期限までに提出。
その後講義を受けている全員で読み、1人1人の作品について批評するという内容でした。
1年が終わると、全員の作品を載せた作品集を製作しました。
その講師が的確に良い点・悪い点・改善点を教えてくれるのでとても有意義な講義でしたよ。
ただその尊敬する講師が2年生の夏に死去されたので、とても残念でした。
小説家は才能がなければいけない?
一昔のネットが普及していない頃は、小説家・作家というのは「才能がなければ芽が出ない」世界でした。
本当に「ひとかけらの才能を持った人」しか小説家になれませんでした。
これは上記項目のように、自分の作品を公表する場がなかったからです。
いろいろな文学賞へ応募しても、その「ひとかけらの才能を持った人達」に全部持って行かれる為、チャンスがなかなか巡ってこなかったんですね。
でも、今なスマホさえあれば手軽に小説を書いて投稿出来る時代です。
チャンスは無限に広がっています。
そうなると「ひとかけらの才能」よりも「書き続ける努力をした人」にもチャンスが巡ってくるのです。
いうなれば、「ひとかけらの才能を持った人」が1作投稿するのと「書き続ける努力をした人」が10作投稿するのでは、後者の方が小説家になれるチャンスがあるのです。
このブログでは特に小説の書き方については述べていませんが、ちゃんとした日本語でちゃんとした文書の小説であれば、全く問題ないでしょう。
ブログでもそうですが、読み手によって捉え方や抱く感情は違います。
「ノーベル文学賞」という世界最大の文学賞が有りますが、その賞を受賞した作品を読んでみましたが難しすぎて頭に入って来ませんでした。
だからいろいろな人の目に留まれば、アナタの作品を好きだと言ってくれる人もいるでしょうし、嫌いだと言う人もいるでしょう。
もし好きだと応援してくれる人がいっぱいて注目を浴びれば、書籍化の話が決まり小説家としてデビューする事も夢では有りません。
だから、「才能がない」と諦めないで書き続ける努力をしてください。
ひとかけらの才能より書き続ける努力が大切な理由!
ここまで、小説家になる5つの方法と、才能と努力について書いてきましたが、アナタがもし小説家になったとすれば、そこからがスタートだと思ってください。
小説家になっても、それだけで食べて行ける人は一握りです。
小説家の収入は、原稿料(原稿用紙1枚で約3,000円程)+印税(約10%前後)となります(※知名度や出版会社との契約でも変わってきます)
例えば原稿用紙200枚分、発行部数1,000部、販売価格1,000円だった場合、
原稿料:200×3,000=600,000円
印税:1,000×1,000×10%=100,000円
合計700,000円
こうなると、「うわー小説1本書いて70万円ならいいじゃん」って思うかもしれません。
でも、その小説を書いた期間は1ヶ月ですか?
小説を書いて出版されるまでも期間が有ります(推敲や編集・デザインや印刷など)
その期間が例えば3ヶ月だった場合は、1ヶ月23万円くらいの計算になります。
その本が予想以上に売れなかった場合、次の発行が出来るかも微妙になりますよね。
だから、もしアナタが小説家として華々しくデビューしたとしても、書き続ける努力をする事は以前と変わりません。
だから、小説家に本当になりたいのであれば、小説家になっても書き続ける努力を出来るかどうかに関わってきます。
小説家になってもその努力を惜しまなければ、きっとアナタは成功するでしょうし、数年後に有名作家になっているでしょう。
本気で小説家になりたいのなら、今からでもいいので書き続けましょう!
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