どうも、RYORYO(りょうりょう)です。
読書は好きなんですが、読みだすと続きが気になって没頭してしまいます。
本当は小説も読みたいんですが、時間が掛かるのと、勉強の為ブログ関係の本を読むのに精一杯なので、短時間で読める漫画アプリ(マガポケ)で息抜きしてます。
そんなマガポケで読んだ漫画なんですが、とても切ない純愛漫画にハマってしまい、単行本も買ってしまいました。
その漫画のタイトルは『あいだにはたち』
笑いあり、涙あり、男性が好きなエッチシーンも多いし、女性がキュンとくる切ない純愛有りの、男女共にぜひ読んで欲しいこの1冊『あいだにはたち』を紹介します。
あいだにはたち:作者は?どこで読める?
『あいだにはたち』の作者は、さおとめやぎ先生です。
俺は男女共の気持ちが多少は分かるので、男性視線・女性視線での描き方や表現がすごくうまいなぁーって思いました。
単行本は全6巻となっており、完結作品です。
アプリで全部読んだんですが、それでももう1度ちゃんと読みたいので、いつかまた読みたい気分になる時があるだろうから、購入しようと町の本屋と古本屋をはしごして探しましたが、置いてなかったので、ネットで注文しました。
それくらい、ちょっと夢中になってしまった漫画です。
全部のコミックアプリに入会していないので、他のところは分かりませんが、確実に読めるのは「マガポケ」です。
前回紹介した『可愛いだけじゃない式守さん』も読めます。
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なぜ、俺がそこまでハマったのか、『あいだにはたち』の魅力を紹介していきます。
『あいだにはたち』ってどんな漫画なの?
まずは登場人物から紹介しますね。
登場人物
高江玲於奈(たかえれおな):この物語の主人公。大学受験を控える高校3年生(18歳)
根が真面目で、心優しい男の子。
大場望美(おおばのぞみ):通称名:ミサ。動物病院の獣医。38歳独身の綺麗な女性。
高江一作(たかえいっさく):玲於奈の兄。大学院博士課程の学生で頭がいい。
弟思いのいい兄ですが、独特の存在感がなんともGOOD!
伊佐美賢司(いさみけんじ):ミサの元彼で同じく獣医(勤め先は別)
主な登場人物はこの4人だけとなります。
ほとんどが、玲於奈とミサ中心の話なので、登場人物は少なめですね。
でも、玲於奈の兄:一作がなんとも言えないいいキャラで、主役の2人より人気が有ります。
さぁ、この登場人物達がどう絡んでくるのか、あらすじを紹介します。
あらすじ(※ネタばれ有り)
受験を控える高校生の玲於奈は、ある日の夜ランニングをしている途中で、缶ビール片手に座って泣いているミサと出会います。
年齢を聞かれた玲於奈は、咄嗟に兄一作になりすまして「25歳」と嘘をついてしまうのです。
その日を境に、2人は連絡を取り合う様になり、体だけのセフレの関係に。
本当の年齢や名前を言えないまま、気づけばミサを本当に好きになっていく玲於奈。
一方ミサにも玲於奈に言っていない秘密があったのです。
ミサの目的は、玲於奈の精子を奪う事。優秀な遺伝子を持つ子を授かりたかっただけなのです。
初めて会った日に、兄に成りすましてしまった玲於奈を、年齢的にも頭脳的にも問題ないと判断し、その精子を奪う為に、玲於奈を騙していたのです。
そんな矢先、ミサはめでたくも玲於奈の子を妊娠。
玲於奈にはその事を告げず、用済みになった玲於奈の心をズタズタにして捨てるのです。
その後、ミサは玲於奈が未成年者で有る事を知ってしまいますが、それでも諦めない玲於奈に徐々に惹かれ始め・・・。
そこから最終話までは、心が切なくなる程の純愛ラブストーリーが繰り広げられます。
さぁ、2人はどうなっていくのでしょうか??
『あいだにはたち』オススメポイント!
あらすじには入れていない、人気の一作、ミサの元彼がどのよう関わってくるのかも、このストーリーにおいてはかなり重要!
そこで、この漫画のオススメポイントを教えます。
オススメポイント①:玲於奈とミサのもどかしい純愛
出会った時からお互いが嘘を重ね合い、お互いいつバレるのかを恐れながらも体を重ねていきます。
初めの方はエロ多めなので、女性は読みにくいかもしれませんがエロ漫画の様なモザイクが入る様な描写はないので安心してください。
純粋な玲於奈はミサにのめり込んでいきますが、ミサの目的は『玲於奈の精子』のみ。
後はゴミのようにポイ捨てするので、初めはミサに対して嫌悪感があります。
「こんな女イヤだなー」ってくらい。
でも、それが後半では38歳のミサが可愛らしく思えるのも、この漫画の魅力の1つ。
恋する乙女のミサの心情が、痛いくらい切なくて泣けます。
だって精子泥棒したわけだし、20歳も年下の未成年者だしーって事で悩むんです。
同時に玲於奈も、ミサと釣り合いの取れない自分、ミサに嫌われいると思い悩むんです。
あぁーもどかしいけど尊い。
そんな、2人の純愛がとってもオススメポイント!
オススメポイント②:サブキャラが素敵すぎる
まず、ミサの元彼「賢司」は、最初の方は本当にイヤなヤツです。
今付き合っている彼女がいながらも、元彼女のミサに体関係を求めるようなヤツです。
でもこの物語のキーパーソンであるのは間違いないです。
そして、『あいだにはたち』に一番重要な存在が、兄の「一作」です。
俺もこのお兄ちゃん、大好きです。
自分の事は勉強ばかりで女性に縁がなく「生涯独り身だ」と思っているので、弟:玲於奈にはちゃんとした女性と交際して欲しいと願っている。
このすごく弟思いで頭のいい一作は、ミサの正体を突き止める為、元彼「賢司」の動物病院にも偵察に行ったりします。
玲於奈へ何度も忠告するんですが、それは全て弟の幸せの為。
そしてその言動が面白いから、多くの方に愛されるキャラなんです。
そんな愛すべきサブキャラ達が、ストーリーを際立たせてくれるのがオススメ!
精子泥棒から始まった純愛ラブストーリーが切ない!!
俺がこの本をオススメするのは、ミサの妊娠が発覚してからの気持の揺れ動きです。
2人の嘘の駆け引きや、純粋に相手を好きになっていく描写。
それでも結ばれてはいけないと葛藤する心模様。
ミサへ感情移入してしまうと胸が苦しくて、泣けてきます。
玲於奈に感情移入すると、自分自身が悔しくて泣けてきます。
ということで、とにかく切なくて泣けます(笑)
初めはただのエロ漫画だと思って読んでいた俺も、ミサの目的が『精子泥棒』と知ってからは、続きが気になって気になって、勝手に物語の続きを想像したりしていました。
それ程、魅力的な作品ですので、興味があれば是非読んでみてくださいね。
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