【病気】激痛!当事者が語る本当の膝蓋骨反復性脱臼!

病気・怪我

どうも、RYORYOです!

俺の右膝には痛々しい傷が約20センチ程有ります。

右膝を2回手術しておりまして、1回目は膝の皿が脱臼を切り返す「膝蓋骨反復性脱臼」、2回目は靭帯を損傷した「前十字靭帯損傷再建術」となります。

今回は「膝蓋骨反復性脱臼」について、当事者として症状等を語ります!

膝蓋骨反復性脱臼とは?

病名って漢字ばかりで難しく感じますよね。

ネットで検索して出てくる情報も、難しい言葉でよく分からない場合が多いので、分かりやすい言葉で説明していきます。

■膝蓋骨反復性脱臼とは

膝の皿が外れてしまう事を「膝蓋骨脱臼」と言い、それが繰り返し起こる症状を「 膝蓋骨反復性脱臼 」と言います。

【症状】

ジャンプして着地する時などに、膝の皿が外れる事が多く、腫れて痛みます。

【治療】

腫れている場合は冷却し、サポーター等で再発しない様にする。

繰り返し脱臼する場合は、手術にて治療する。

■実際の体験談より

【初期症状】

俺が初めて脱臼したのは、高校の体育の時間中、ハードルを飛んで着地した時です。

右足で着地した時に「バキバキバキ」と膝から音がし、その場に転がってしまいました。

自分でも何が起こったのか分からず、ただ右膝に経験した事のない激痛が走ったのを覚えています。

(骨が折れた…)

異常な音と痛みから、そう思いました。

そのまま保健室行きましたが、少しずつ痛みは引いた為、「大丈夫と思うけど、痛みが数日消えないなら病院に行ってみて」と保健室の先生に言われた為、その日は足を引きずりながら帰りました。

【翌日の症状】

翌日、起きると右膝はまだ微かに痛みが有り、膝が腫れていました

布団から起き上がると痛くて上手く歩けず、自転車通学でしたが、自転車を漕ぐことが出来なかった為、その日はバス通にしましたが、停留所から学校までが遠くて歩くのが大変でした。

その日の帰りに整形外科に行くと、皿の脱臼と診断され、膝に血が溜まっている為抜く事となりましたが、これ、すごく痛いです!

膝にブスっと注射針を刺され、そこから血を抜くのですが、膝の中で針を動かしながら抜くのでかなり痛いです。

でも、血を抜いてもらうと膝が軽くなり、痛みも軽減されました。

【今後の治療】

脱臼する原因が不明の為、そのまま経過観察となりましたが、その初めての脱臼から、膝をひねった形で足を着地すると、同じ様に「バキバキバキ」と音を立てて外れる様になり、その度に血を抜いてもらっていました。

膝蓋骨反復性脱臼:戻らない膝の皿、手術を決意!

そんな癖になってしまった膝の皿の脱臼と闘う日々を2~3年過ごしていましたが、短大生の体育祭の時、友人たちと待ち時間に遊んでいると、また「バキバキバキ」と皿が外れてしまったのです。

その瞬間は(あぁまたか…)と思いましたが、その時はいつもの症状とは違い、外れた皿が戻らなくなってしまいました

いつもは亜脱臼程度だった為、外れかけた皿はすぐに元の位置に戻っていたのですが、この時は明らかに皿が正常な位置にない…。

おまけに少し動かすだけで激痛…。

なんと救急車を呼ばれてしまい、そのまま近くの病院へ搬送です。

処置室で看護師さんに症状を伝え、看護師さんが少し足を動かした時、奇跡的に皿が戻りました!

医師が来た時には痛みも治まっていたので、今後の治療について相談しました。

もう数年こんな症状が続いており、ついには皿が戻らなくなり緊急搬送までされる事態。

これは何とかせねばと医師に相談した所、「手術」の提案をされました。

俺はすぐにその提案を受け手術を決意しました。

膝蓋骨反復性脱臼の手術!

手術は地元の病院で受ける為、春休みに帰省し入院しました。

【手術】

皿が脱臼しない様に、大腿骨の穴を空け、そこに膝蓋腱を通し、皿を固定する。

更に皿が外れない様に、筋肉を移して補強する。

手術時間は1時間から2時間程

筋や筋肉を切り取った為か、麻酔が覚めるとズキズキした痛みが続き、6時間置きに鎮痛剤を打ってもらいました。痛くて眠る事も出来ませんでした。

【リハビリ】

手術から5日程すると、足に体重を乗せらる様になり、そこからリハビリが始まりましたが、初めは上手く歩けませんでした。

それでも数日すると普通に歩ける様になり、約2週間程で退院できました。

膝蓋骨反復性脱臼:術後も膝くすれは起こる!

術後の経過は特に問題もなく、脱臼も再発する事は有りませんでした。

ですが、たまに膝が抜ける様な感覚が有り、何もない所で膝が「カクッ」となる事が有りました。

この膝が抜ける様な感覚を「膝くずれ」と言います。

一度駅の階段で「膝くずれ」が起こり、転げ落ちそうになった事も有りました。

でも脱臼の激痛に比べれば、全然大した事がないので、手術してよかったと思います。

もし、繰り返す皿の脱臼にお困りの場合は、手術も視野に入れて考えましょう。

手術はいろいろと大変ですが、先を見据えた際、きっと手術した方がいいと思いますよ。

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