どうも、RYORYO(りょうりょう)です!
俺は家族や恋人以外には、いくら機嫌が悪くても態度や顔には出しません。
特に今まで働いてきた全ての職場において、上司の立場としてもそれは徹底してきました。
なぜなら、機嫌を態度や顔で表す人が職場にいれば、職場の雰囲気も壊しますし、何よりそんな上司の下で働きたくないですよね?
そして残念ながら、態度や顔に出るほとんどの人が自分では気づいていいないのです。
そんな上司の態度に嫌気がさしているあなた!
上司の機嫌取りをするのに疲れていませんか?
会社の雰囲気が悪くなるのを気にしていませんか?
更に新入社員や後輩が働きづらい環境をどうにかしたいと悩んでいるかもしれません。
機嫌が態度や顔に出る上司に対する接し方や、対処方法を教えます。
機嫌が態度や顔に出る理由!
ではどうして、その上司は機嫌が態度や顔に出てしまうのでしょうか?
まずは理由を考えていきましょう。
①感情コントロールが出来ない、幼稚な精神
機嫌が悪いと態度や顔に出る人に対しては、「幼稚な人」と捉えている人も多いです。
子供の頃は喜怒哀楽を表に出していた人も多かったハズです。
でも大人になるにつれ、表に出す感情と出さない感情の使い分けを覚えていきます。
これは社会に出ればほとんどの人が意識的にするものです。
仕事をしている環境で「イラッ」とする事がない人は、はっきり言っていないでしょう。
少なからず何かにイラつく事は有ります。
でもそれを表に出さないのは、場の雰囲気や人付き合い、相手への思いやりです。
一方感情を表に出す人は、そういった事よりも自分の感情を優先してしまうのですから、子供の頃の感情をむき出しにするのと同じです。
つまり、感情コントロールが出来ない、幼稚な精神の人です。
②自己愛が強い
機嫌を態度や顔に出す人の中でも厄介なのが、自己愛が強い人です。
いわば自己中のマガママな人です。
自分の機嫌が悪いと、あからさまに態度や顔・言葉に出てしまいます。
「自分はこんだけやっているのに、なぜ周りは理解しないのか?」
「自分はこれが出来るのに、なぜこの人はこんな事も出来ないのか?」
など、自分と相手を見比べて評価を下します。
人はそれぞれ性格や能力は違います。
全員が自分と同じように考え、同じ様に仕事が出来るわけではないのに、相手に自分と対等を求めすぎているのです。
つまり、他人の気持ちより自分の感情を優先してしまう、自己愛が強いワガママな性格の人です。
③自己アピール精神
機嫌が態度や顔に出る人の中には、自己アピールをしている人もいます。
要は「どうしたの?」と声を掛けて欲しい「かまってちゃん」
怒っている態度をして優しく声を掛けて欲しい人や、逆に怒っているから声を掛けるなと言わんばかりの人。
はっきり言って、こっちが疲れてしまいますよね。
「自分は怒ってます!」
そんな自己アピールは周りの迷惑ですが、それを気づかずにやっている人もいます。
④素直な性格
自分の感情を人目を気にしないで出せる人は、逆に素直な人も多いです。
それを幼稚と捉えるか、裏表のない性格と捉えるかによって違ってきますが、素直さ故に感情が態度や顔に出てしまうんですね。
思った事を口にするタイプも多いです。
自分の素直な気持ちを態度や顔・言葉に表す事に対して悪いとは思っていません。
むしろ相手に対して指摘や忠告をしていると認識している為、自分よりも相手が悪いと思っています。
⑤ストレスを抱えている
仕事やプライベートでストレスを抱えている為、知らず知らずのうちに他人に対してそのストレスをぶつけてしまう人もいます。
ちょっとした事でイラっとして相手に当たる人はまさにその典型です。
また自分の仕事で手一杯になっている人も、気持ちに余裕がなく態度や顔に出てしまう人もいます。
苛立つ気持ちも分かりますが、職場はストレス発散の場ではない事を理解して欲しいものですね。
機嫌が態度や顔に出る上司への6つの対処方法!
機嫌が態度や顔に出る理由を考えてみましたが、ではどうやって対処すればいいのでしょうか?
他の人に向けられた態度でも、職場の雰囲気が悪くなるのは耐え難いですよね。
ましてや自分に対してそんな態度を取られたらどうすればいいのか困りますよね。
①自分を責めない事
機嫌が態度や顔に出る上司に対して、あなたが責任を感じる必要は有りません。
確かにミスをして怒られる、返答で上司をイラつかせてしまう事もあるかもしれませんが、それを指摘・叱咤するのは上司の仕事です。
ミスした場合は、自分で反省もするでしょうから、それをあからさまに態度や顔に出す上司がいても自分を責めない事です。
「自分のせいで機嫌を損ねた」と思わなくても大丈夫です。
それは見ている周りの人も周知してくれていますので、ミスは反省しても上司の機嫌については反省しなくてもいいです。
②仕事に集中する
上司の機嫌取りに仕事をしているわけでは有りませんので、上司が機嫌が悪いと思った時は、極力話し掛けずに仕事に集中しましょう。
相手の顔色をうかがって自分の仕事が疎かになっては元も子もありませんから、仕事上の質問があれば他の上司や先輩に聞き、自分の仕事をまっとうしましょう。
③スルーする
これが一番いい対処方法ですが、機嫌が悪い上司に対してはスルーする事がオススメです。
その内機嫌もおさまるでしょうし、機嫌が良くなって話し掛けてくるまではスルーを決め込みます。
無理に機嫌を取ろうとして更に悪化する事もありますので、静かに見守りましょう。
また「なんであんなに怒っているんだろう」「あの態度は良くない」と思っても、その上司の性格なので気にする必要は有りません。
考えるだけ無駄になるので「また怒ってるな」「あの人はああいう人」と割り切る事が大事です。
④職場の雰囲気を明るくする
上司が不機嫌さを表さないように、常日頃から職場の雰囲気を明るくする事も大切です。
態度や顔に出ている上司がいても、普通に話し掛けましょう。
話している内に普通に戻ってきますので、あなたが率先してその場の雰囲気を変える事も重要です。
かと言って上司の機嫌取りをするとのは違い、あくまでもその不機嫌さに気付かないフリをしてあげる事も大事です。
要は、幼稚な上司に対してあなたが大人の対応をしてあげればいいのです。
⑤その場で指摘する
機嫌が悪い上司に対して「顔に出てますよ」と言える環境で有る事も大事です。
これは常日頃から上司に対して信頼関係を築いておく必要が有りますが、上司に対して指摘する事も大切なのです。
特にあなたより後輩や部下がそんな態度を取られていた場合は、「あの人に対しての態度が冷たすぎる」など、直接上司に言ってあげるのも優しさです。
理由のところに書きましたが、機嫌を態度や顔に表す人って自分では気づいていない人が多いのです。
無意識にやってしまっている場合がほとんどですので、気づかせてあげる事も大切です。
⑥社長や他の上司に相談する
あまりにも耐え難い場合は、社長や他の上司へ相談する事も検討しましょう。
もしそれが理由で職場の誰かが辞めたいと思ったら、それは会社にとってマイナスな事です。
そうなる前に社長や他の上司に相談し、注意してもらう事も必要です。
⑤の「その場で指摘する」と同じですが、不機嫌さが態度や顔・言葉に出てしまっている事を気づかせてあげるのが、一番重要な事です。
だって上司自身が気づいてないのですから。
態度や顔に表す事で、他の人がイヤな気持ちや職場の雰囲気を悪くしているのであれば、それは上司として失格です。
かと言って持って生まれた性格なのですぐに改善は出来ないでしょうが、意識させるという事が大切ですので、自分から指摘、あるいは社長や他の上司から指摘してもらいましょう。
重要なのは、相手に気付かせる事!
機嫌が態度や顔に出る上司について、その理由や対処方法を説明してきましたが、やはり一番重要なのは、態度や顔に出ている事を相手に気付かせる事です。
きっとその上司自身も「態度や顔に出る人は嫌い」なハズですので、「あなたもそうですよ、同じ事をしてますよ」と気づかせてあげましょう。
その時に指摘出来ないとしても、何気なく冗談を言い合っている時や飲み会などで機嫌が良い時などに、敢えて「態度や顔に出る人」について議論し、さりげなく「あなたもそう時ありますよ」と言ってあげるのが無難です。
ただ、この「態度や顔に出る人」については肯定的な意見もあり、「裏表のない性格」と評価されている事も有ります。
そういって割り切れればいいのでしょうが、多くの人はその理不尽さに振り回されたり嫌な思いをしてますので、あなたが率先してその上司に気付かせてあげましょう。
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