赤鼻なんて呼ばないで!当事者が語る本当の酒さ・酒さ様皮膚炎!

病気・怪我

どうも、RYORYOです!

プロフィール画像の似顔絵では分かりませんが、俺は年中鼻が赤いです。

その「赤鼻」に悩み続けている今日この頃…。

なんとか完治する方法がないかと模索しております。

このブログに来られたあなたもきっと、「酒さ」「酒さ様皮膚炎」に悩まされている日々をすごしておられると思いますので、完治目指して一緒に頑張りましょう!

酒さ(しゅさ)とは?

あまり聞きなれない言葉と思われますが、顔の一部に治らない赤い部分があれば、それは酒さかもしれませんので、下記と照らし合わせてみて下さい。

■酒さ(しゅさ)とは

鼻・頬・額・顎などを中心に、顔のほてりと赤みが長時間続く皮膚の病気です。

その赤みの部分にニキビに似た発疹が出る様になりますが、これはニキビとは全く異なります。

【症状】

症状は主に3段階に分けられます。

第1度酒さ…気候の変化や飲酒により、鼻の先端・顎・額の毛細血管が拡張し、赤み・ほてりが発生します。また、ピリピリした痛みも感る事があります。

第2度酒さ…ニキビに似た発疹が数週間続きます。皮脂の分泌も増えます。

第3度酒さ…鼻を中心にニキビの様なしこりが出来始めます。鼻の頭が赤く膨れてこぶ状になる鼻瘤(びりゅう)が見られる様になります。男性に多く見られます。

【原因】

残念ながら原因ははっきりしておりませんが、以下の説が要因と考えられています。

  • 飲酒やカフェインの摂取
  • 香辛料や刺激物の摂取
  • 日光を長時間浴びる事による紫外線の影響
  • 気候の変化や、寒暖差
  • 慢性的な化粧品かぶれ
  • 毛穴に生息する顔ダニ
  • ホルモンバランスの異常
  • ストレス
  • ビタミン不足 

【治療】

まずは要因となっている物を控える様にします

内服抗生剤…ビタミン剤・抗生物質を長期間服用

漢方薬の内服… 黄連解毒湯、加味逍遙散、桂枝茯苓丸の内服が効果的と言われています。

抗生物質を含む軟膏 … 抗生物質入りのクリーム、タクロリムス軟膏、イオウ含有ローションなどを塗布します。

手術療法・炭酸ガスレーザーの治療鼻瘤(びりゅう)に対しては、変形した部分を切除する手術や、炭酸ガスレーザーで焼きます。

酒さ様皮膚炎とは?

■酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)とは

ステロイド軟膏の長期使用により、鼻・頬・額・顎などを中心に毛細血管が拡張し、皮膚が赤く腫れ、皮膚がガサガサになり、ふけ状にはがれ落ちる事が有ります。

ほてりや痒みを伴い、ピリピリした痛みも伴います。

※ステロイド軟膏の長期使用をしている一部の人のみです。

【症状】

ステロイド軟膏を塗布している部位の毛細血管が拡張し、毛細血管が浮き出る様になり赤く見える様になります。

【原因】

皮膚湿疹やアトピー性皮膚炎の治療の際、ステロイド軟膏を長期化使用する事により起こると言われています。

【治療】

ステロイド軟膏の使用を中止する事が最善ですが、元々の皮膚疾患が再度悪化する為、中止するか続けるかは医師と相談となります。

免疫調整剤の軟膏や抗菌薬の内服…数ヶ月服用する必要があります。

レーザー治療…毛細血管が長期間拡張したままの場合、毛細血管をレーザーで焼く事も有ります。

自分の判断で薬を中止しない事!

酒さと酒さ様皮膚炎の症状は異なり、特に酒さ様皮膚炎についてはステロイド軟膏の長期使用による事が要因となりますが、中止すると皮膚疾患が悪化し、再度ステロイドを使用という悪循環が発生する事が有ります。

中止・再開については自分の判断ではしない様にし、必ず医師と相談しながら治療を行ってください。

ちなみに俺は「酒さ様皮膚炎」と診断されており、一度顔に小さな湿疹が無数に出来た際に、数日間自宅にあったステロイド軟膏を塗ったのが原因です。

現状も鼻の頭が赤いので恥ずかしいですが、気にしない様にしてます。

自己判断でしてしまったので自業自得ですが、顔の湿疹等は必ず皮膚科で診てもらいましょう!

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